イグ・ノーベル賞、今年も日本人が受賞

Prize、クラッカー Stickman
Prize、クラッカー

イグ・ノーベル賞の授賞式が2022年9月16日(日本時間)に行われ、またも日本人が受賞。

本家のホームページは以下であり、日本人の受賞は続いている。過去にはバウリンガルやたまごっち(経済賞部門)も受賞。

https://improbable.com/ig/2022-ceremony/

今回の受賞者は、千葉工業大学の松崎元教授らで、工学賞部門で受賞した。

内容は、

円柱形つまみの回転操作における指の使用状況について
松崎 元, 大内 一雄, 上原 勝, 上野 義雪, 井村 五郎

円柱形つまみの回転操作における指の使用状況について
J-STAGE

というもの。

円形のつまみを人が掴む時に指を何本使うかなどを調べたもの。

ロボットがドアノブをつまむときなどの参考になり、昔の研究が脚光を浴びたのだろう。

イグ・ノーベル賞はただ面白い、笑えるだけのものと勘違いしている人も多いように思うのだけれども、この賞は、公式ページの説明によれば、

For achievements that first make people LAUGH
then make them THINK

ということで、人を笑わせる業績であり、その後、考えさせられるもの、というもの。

よく言われると思うのだけれど、誰かが真剣に行っていることを、側から見るとすごく笑えるところがある、というもので、必ずしも、多分、ほとんどは、大真面目で研究に取り組んでいることが、見方によっては笑える、吹き出してしまうという部分があるということだろう。

日本人は外国人が考えてもいないことを考えるから、イグ・ノーベル賞の受賞者が続々と出て来るのも当然かもしれない。

今後も日本人の受賞が続くことに期待したい。

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