61歳のテスラオーナー。
オートパイロット機能を試したという。
ほぼ標準的なドライバーの運転と変わらないという。混雑したレーンチェンジも、混雑した駐車場への駐車もスムーズだったということだ。
父親のテスラも8000ドルかけてでもアップグレードすべきと判断したとのこと。
自動運転も完全でなくても、人が乗っているという前提でこれからもどんどん普及してくるだろうし、それは、危険な運転にならないという意味でもプラスだとこの記事を読んで感じた。
BBCより、
Is texting behind the wheel of a self-driving Tesla crazy?

テスラのオートパイロットは実用的?安全性の現実とリスク
テスラのオートパイロットや「Full Self-Driving(FSD)」機能は、「かなり実用的」という意見もありますが、実際には 限定的な運転支援機能(Level 2) であり、完全自動運転ではありません。運転者の監視と介入が常に必要とされる点は各国の規制でも明確にされています。 TechRadar
オートパイロットの実用性について
実際のユーザー体験として、テスラのオートパイロットは
- 高速道路の渋滞走行支援
- レーン維持と自動ブレーキ
- ナビゲーションによるステアリング補助
などが比較的スムーズに機能するケースがあり、標準的なドライバーの運転と近いと感じる人もいます。これらの機能は「運転支援」システムとしては一定の利便性があり、混雑した道路や長距離走行で疲労軽減につながる可能性があります。 自動運転ラボ
ただし、注意すべき点が複数あります。
🚗 FSD・オートパイロットは完全自動運転ではない
現時点でテスラのFSDやオートパイロットは SAEレベル2 とみなされています。これは、
- 運転者が常に注意を払う必要がある
- システムは運転支援を行うが、自動運転ではない
という意味です。メーカーや規制当局もこの点を強調しており、手放し運転や居眠りなどは重大な危険を伴います。 TechRadar
また、実際にFSD搭載車両が赤信号を無視したり、道路交通法に違反する挙動をとったとして、米国当局(NHTSA)が調査を行っている報道もあります。 The Guardian
📱 テキストやスマホ操作は依然として違法・危険
最近イーロン・マスク氏が、FSD搭載車での “限定的な” スマホ使用について言及しましたが、ほとんどの米国州では運転中の携帯電話使用は依然として違法です。
警察や交通安全専門家は、テキストやSNS操作は重大な“注意散漫運転(distracted driving)”であり、事故リスクを大幅に高めると警告しています。 Business Insider+1
🧠 過信は禁物 ― 事故例や調査結果
自動運転支援技術の特性として、システムのサポートに過信することで安全上の問題が顕在化するケースもあります。
過去にはオートパイロットによる重大事故が発生しており、死傷事故として報告された事例もあります。いずれも“ドライバー監視義務”が不十分だったケースが多いと指摘されています。 Wikipedia
また、学術的研究でも「部分的自動運転システムはユーザーの安全認識や注意分散に影響を与え、信頼感と実際の安全性にはずれが生じる可能性がある」と分析されています。 arXiv
🧠 結論:実用的という評価は“限定的な意味”
テスラのオートパイロットは確かに便利で、一般的なドライバーの運転感覚に近い場面もあるものの、まだ完全自動運転ではありません。
ドライバーの注意義務は解除されておらず、法律的にも安全性の面でも過信は禁物です。
テキストやスマホ操作などの行為は依然として重大なリスクを持つため、AI支援だから安全という誤解は避けるべきでしょう。
「安全に便利に使う」が第一であり、「完全に任せられる自動運転」と混同してはいけません。
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