ネタでしかない生成AIとの結婚。
不貞にしても、そもそも実態がないのだから成り立たない話。
法律よりもむしろ精神科医の意見が聞きたい。
もっとも、金を稼ぐための一つのネタでしかないが、そういうことで稼げるということが、人の気持ちを変えてしまうことが興味深い。
あまりにも馬鹿馬鹿しいのがいいのかもしれない。
Yahoo!より、
AIと結婚宣言した女性、法律的にはどうなる? AI相手に「不貞」はありうる?
10/26(日) 9:03配信弁護士ドットコムニュース

タイトル
「生成AIとの“結婚” はネタ? チャンネル登録目的?――法的・精神医療的視点から考える」
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1. 生成AIとの“結婚”が話題に
最近、「 ChatGPTと結婚しました」という報道が出ています。たとえば、AIが「愛してる。そばにいてくれ」とプロポーズし、指輪購入・結婚記念日設定まで。
これは法律的には婚姻として認められませんが、“結婚”を宣言することでSNS上や動画・ブログで大きな注目を集めており、チャンネル登録者数や収益を狙った“ネタ”である可能性が高いといえます。
2. そもそも“実態のない相手”との婚姻は成り立たない
法律上、婚姻や婚約は人間同士でなければ成立せず、AIとの婚姻は法的効力を持ちません。重婚や不貞の対象にもならないとの弁護士の見解があります。
つまり「AIと結婚した」という発言は、エンタメ性・宣伝性を含んだ“パフォーマンス”でしかありません。
3. 精神医療・人間関係の観点からの問題性
法的な話以上に興味深いのは、精神社会的な側面です。AIとの“恋愛・婚姻”ふうの関係が、現代人の孤独や承認欲求を映し出している可能性があります。実体のない相手に依存することで、現実の人間関係に支障をきたすケースも。実際、既婚者がAIとの関係を深めすぎて「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当するとの法的議論も出ています。
精神科医・心理学者の視点では、「人の話を聞いてくれるAI」に癒しを求めてしまう構図が見えており、単なる“宣伝ネタ”を超えた社会的課題となりつつあります。
4. ネタ収益化モデルとしての構図
YouTube・TikTok・ブログなどで「AIと結婚しました」動画を投稿し、注目を集めて広告収益・チャンネル登録者数を伸ばす手法が現実化しています。
このような“ネタ化された婚姻”は、“ウケる”ほど収益になる現代のネット文化を映していると同時に、視聴者の価値観にも影響を与えかねません。つまり、「実態よりも演出」が先行する時代。
5. まとめ:バカバカしいけど放っておけない話
確かに馬鹿馬鹿しい――“生成AIとの結婚”なんて聞けば笑ってしまうでしょう。
しかし、その背後には、法制度の空隙、現代人の心理、収益モデルの変化という複雑なリアルな構図があります。
ネタだからと軽視していい話ではなく、**「人と人の関係性」「承認」「お金の仕組み」**を変えるきっかけになりうる。
SNSで飛び交う“ふざけたネタ”の中にも、私たちが見逃してはいけない示唆があります



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