フェススタッペン、F1日本GPでQ2敗退で言いたいことは山ほどある!

衝撃のフェルスタッペンのQ3進出ならずとなったF1日本グランプリ2026年。

レギュレーションの変更はこれまで数多あるのがF1だが、今回のルール変更は、マリオカート。

これは多くのドライバーが言及している。

まるでコンピューターゲームなのだ。

また、スピードも明らかに昨年より遅くなっている。

最高速度だけではないかもしれないが、レースの最高峰のF1がそれでいいのか?というのは誰しも思う。

もちろん、レッド・ブルの調子が良ければ冗談めかして言えるのだろうが、不調のレッド・ブル。

セカンドドライバーのアジャーはQ3進出ということもある。

5回も日本でポールポジションを撮っている4回のF1王者の言葉には耳を傾ける必要があるのではないだろうか?

BBCより、

‘A lot of stuff to figure out’ for Verstappen – and F1’s rule-makers

By

Andrew Benson

フェルスタッペン、F1日本GPでQ2敗退 言いたいことは山ほどあるし、言っていることもかなり重い

2026年F1日本GP予選で最も衝撃的だったのは、Max Verstappen のQ2敗退です。
Kimi Antonelli が2戦連続ポール、Mercedes がフロントロー独占。Piastri が3番手、Leclerc 4番手、Norris 5番手という流れの中で、Verstappen は 11番手 に沈みました。しかも Red Bull のチームメイト Hadjar は 8番手 でQ3進出。つまり今回の鈴鹿は、単なる「少し届かなかった予選」ではなく、Verstappen 個人にとっても、Red Bull にとってもかなりきつい現実 が出た予選でした。

ただ、この話は単純な不調だけでは終わりません。
BBC記事で Verstappen は、予選後に “a lot of stuff to personally figure out” と語り、さらに “I’m not even frustrated any more. I’m beyond that.” とまで言っています。これは、単なる「今日は車が悪かった」という愚痴より深い。しかも質問に対して、何を意味するのかと聞かれると “Life. Life here.” と答えていて、今のF1そのものへの違和感や疲れまでにじませています。

背景にあるのは、2026年のレギュレーションへの不満です。
Verstappen は新しいPUルールについて、以前から “Mario Kart”“Formula E on steroids” と皮肉ってきました。今回のルールでは、パワーユニットの出力が 内燃機関と電力でほぼ50-50 に近くなり、予選ラップ中でも電力マネジメントの影響が強く出ます。その結果、ストレートの終わりで本来なら全開のまま突っ込むべきコーナー手前で、電力が尽きて速度が大きく落ちる場面が出てくる。ドライバーから見れば、「車の限界」と戦っているというより、「アルゴリズムと戦っている」感覚になりやすいわけです。

この不満は Verstappen 一人ではありません。
Lando Norris は、ストレートで速度が 56km/h も落ちる感覚は “it hurts your soul” だと語りました。Lewis Hamilton も、少しオーバーステアを出しただけでデプロイメントのアルゴリズムが変わり、バックストレートだけで 0.25秒 失ったと説明し、「こういうルールはあまり良くない」と言っています。Leclerc も、今の予選は限界を探る楽しさより、「少しでも超えたらストレートで三倍返しを食う」感覚で、ドライバーにとって報われにくいと語っています。つまりこれは Red Bull だけの問題ではなく、ドライバーたちが“F1らしさが減った”と感じている広い不満 です。

Carlos Sainz もかなり踏み込んでいます。
彼はGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)のディレクターとして、金曜のドライバー会合で FIA から改善の方針を聞いたと述べた上で、“overall not good enough for F1” と言い切りました。つまり、いまの予選の感覚は「最高峰のF1として十分ではない」と、現役ドライバー側がかなりはっきり言い始めているのです。

その一方で、ルールメーカー側にも事情はあります。
今回の新レギュレーションでは、オーバーテイク機会の増加や追走性の改善といったポジティブな面もあると見られています。実際、BBC記事でも ルールメーカーは予選の問題を議論する会議をレース後に開く予定だが、オーバーテイク増加などの良い面は壊したくない とされています。つまり今のF1は、レースは良くしたいが、予選の気持ち良さや純粋な限界走行の魅力は損なわれている という難しい綱引きの中にあります。

だから今回の日本GP予選は、Verstappen のQ2敗退だけでなく、「いまのF1は本当にこれでいいのか」 を象徴したセッションだったと言えます。
Red Bull が速ければ、Verstappen ももう少し皮肉っぽく済ませられたかもしれない。
でも、実際には自分は11番手、チームメイトはQ3進出、そして車もルールも自分の感性に合わない。
そうなると、言いたいことは山ほどあるし、その一つ一つがかなり本気です。
今回の発言は、負け惜しみというより、4回王者がF1そのものに感じている違和感の告白 に近いです。

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