マイクロソフトTeamsで場所がバレバレに

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マイクロソフトTeamsを使う企業は多い。

その仕様の変更があった。

なんと、Wi-Fiを使って得た位置情報から本人が出社しているか否かが分かるようになったというのだ。
目的は、

「この機能は職場での混乱を減らし、管理者や従業員がオフィス内で互いの所在を把握できるようにする」
ということだ。

余計なことを・・・

このような位置情報の利用が許されていいのだろうか?

スマホが監視社会となる典型で、悪用としか思えない。

まさに、記事にあるように、

「同時に、誰がオフィスで勤務していないかを特定するためにも使われ得る」

ということが容易に想像できるし、そうされるだろう。

会社側は従業員については、なんでも知っている・・・それは本当に正しいのだろうか?

Yahoo!より、

Microsoft Teams、従業員が職場にいないことを会社に通知し始める

10/26(日) 11:00配信ForbesJAPAN

Microsoft Teams、従業員が職場にいないことを会社に通知し始める(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
ああ、なんということだ。マイクロソフトが世界中の膨大な数の勤め人たちにとって不都合な知らせを持ってきた。そしてこれはビッグテックへの教訓でもある――できるからといって、やるべきとは限らないということ


「Microsoft Teamsで“出社バレ”機能が実装へ – Wi-Fi接続でオフィス所在が丸見えに」

1. Teamsの新機能で「どこにいるか」が丸わかりに

多くの企業で導入されているビジネスチャットツール、Microsoft Teams。ある仕様変更が話題を集めています。なんと、社内Wi-Fiに接続した端末情報を元に、ユーザーがオフィスにいるかどうかを自動で反映する機能が導入されるというのです。
マイクロソフト側は「この機能は職場での混乱を減らし、管理者や従業員がオフィス内で互いの所在を把握できるようにする」と説明しています。

2. それって「余計なこと」では?

しかし、読み手の多くはこう思うでしょう。「えっ、そんな個人の所在情報までツールで管理していいの?」。確かに、Wi-Fi接続を使って“どこにいるか”を可視化することは、スマホが監視社会の道具になってしまったかのような印象を与えます。記事でも「同時に、誰がオフィスで勤務していないかを特定するためにも使われ得る」と警鐘が鳴らされています。
つまり、出社・在宅・サボりが丸見えになる環境。従業員のプライバシー、心理的な自由はどうなるのでしょうか。

3. 管理者の「知っておきたい」と、従業員の「知りたくない」

この機能は一見、生産性向上やコミュニケーション円滑化のため。しかし、背後には「誰がオフィスにいる/いない」を可視化して、勤務を“監視”する構図も見え隠れします。
Forbes Japanの記事によれば、「企業は従業員についてなんでも知っている―それは本当に正しいのだろうか?」と問うています。
従業員としては、出勤していないことがツールで通知される…そんな職場で安心して働けるでしょうか。

4. 技術は可能だからと言って、やるべきではない

このニュースはビッグテック企業への教訓でもあります。技術的には実装可能でも、「実装すべきかどうか」は別の問題です。記事では「できるからといって、やるべきとは限らない」という指摘があります。
Wi-Fi接続データという「位置情報」を、ログイン情報と組み合わせてTeams上に可視化する。これはまさにプライバシーと監査の境界線上にある機能です。

5. 何をすべきか?従業員・管理者それぞれに

  • 従業員側:使用しているツールの仕様変更を把握し、会社がどの程度「所在情報」「Wi-Fi接続情報」を取得・利用できるかを確認すること。
  • 管理者側:生産性向上のために便利でも、社内ルール・プライバシー配慮・従業員との信頼関係を損なわない設計が鍵。
    特に在宅勤務・ハイブリッド勤務が普及している中で、「どこで働いているか」をデフォルトで可視化することが、果たして“働き方改革”かどうかを改めて問う必要があります。

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