角田裕毅の速さは本物だ。
Q3まで粘って、最終的にフェルスタッペンのポールポジションをサポートしてみせた。
Yahoo!より、
角田裕毅「Q3進出も難しいと覚悟していた」FP3もらい事故で旧型フロア変更…予選Q3進出は望外の出来、決勝での僚友サポートに照準|F1
12/7(日) 3:06配信DAZN

角田裕毅、アブダビGPで示した“直線最速”の片鱗──低速区間に苦戦しながらもQ3進出。決勝はフェルスタッペン支援に徹する覚悟**
アブダビGPでの角田裕毅は、FP(フリープラクティス)時からセクター2の直線スピードで存在感を示していた。
純粋なパワー区間では常に上位に食い込んでおり、直線では「今年ベストクラスの速さ」と評価されるほどだった。
しかし課題は明確だった。
低速コーナーが多いセクター3でタイムが伸びず、大苦戦。
FPでも予選でも、この区間だけはライバルに遅れを取ったままだった。
それでも角田は粘り抜いた。
予選のセクター3単体タイムはわずか16番手相当。
本来ならQ1敗退しても不思議ではない状況にもかかわらず、
“望外”とも言えるQ3進出を果たした。
角田自身もこう語っている。
「正直、Q3に進むことは難しいと思っていた」
それでも入ってきた──。
これは直線の強さ、そして限界まで攻め切った角田のドライビングの成果だ。
■ 決勝は「フェルスタッペンのサポートに徹する」角田の覚悟
角田は決勝に向け、次のように語った。
「マックスをサポートするために決勝でもできる限りのことをしたい。
おそらく自分としてはストラテジーを犠牲にすることになるだろう。
それでもチャンピオンシップで逆転するチャンスはまだある。
だから、明日はできる限りのことをする」
この言葉が意味するのは、
自分のレース結果より、フェルスタッペンのタイトルのために走る覚悟
だということ。
これは過去の“名場面”を想起させる。
■ 2021年アブダビGP:ペレスの献身と「Checo is a legend!」
2021年のアブダビGPでは、セルジオ・ペレスが第1スティントで粘りに粘り、
後方から迫るルイス・ハミルトンを相手に激しいバトルを展開。
その結果、フェルスタッペンとの差が大幅に縮まり、
彼は無線でこう叫んだ。
「チェコはレジェンドだよ!」
この献身が、のちの逆転チャンピオンを導いたのはF1ファンなら誰もが知るところだ。
角田も今回、同じ“チームのための仕事”を求められている。
タイトル争いの趨勢に影響する可能性も十分ある。
■ レギュラードライバーとして一区切り──角田の“最後の戦い”に注目
アブダビGPは、角田裕毅にとって
レギュラードライバーとしての一区切りとなる最終戦。
来季はリザーブに回るが、
そのぶん今回の決勝がより重い意味を持つ。
・直線最速の強み
・低速セクターの弱点
・フェルスタッペン支援への覚悟
・未来につながる“締めくくり”
すべてが試される最終戦だ。
角田がどのような走りを見せるのか――必見である。
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