角田裕毅がF1オランダグランプリで久々の入賞。9位でポイントを獲得。
しかし、この順位で喜んではいられない。実際、フェルスタッペンは2位で、ハジャールは3位の表彰台だったのだから。
それでも、メカニックの信じられないミスが角田にだけあるのは異常だ。
この様子では、とても後半戦でまともに戦えるのか?
フェルスタッペンだけのチームのようなレッドブルでいいのだろうか?
Yahoo!より、
角田裕毅のオランダGP9位はレッドブルの責任だった…「誤ったエンジンモードに固定されていた」…来季残留支持派メキース新代表が異例の説明でハジャー昇格説が強まる”逆風”に”助け舟”?!
9/3(水) 9:10配信RONSPO

記事より、
来季の去就に注目が集まるレッドブルの角田裕毅(25)は先のオランダGPで9位に終わったが、ローラン・メキース新代表(48)がメカニックのミスで「誤ったエンジンモードで固定されていたこと」が原因だと説明した。オランダの専門メディア「GPブログ」などが伝えたもの。チームのトップが角田に”助け舟”を出すのは極めて異例だ。姉妹チームのレーシング・ブルズのアイザック・ハジャー(20)が初表彰台となる3位に入ったことで来季残留に”逆風”が吹いている角田に対しての”残留支持派”と見られているメキース氏のサポートなのかもしれない。
異例の説明と言っていい。 電撃解雇されたクリスチャン・ホーナー氏に代わって、姉妹チームのレーシングブルズから昇格して新代表となったメキース氏が、オランダGPで角田が9位に終わった理由について説明した。 オランダ専門メディア「GPブログ」などが報じたもので、まずは決勝でセーフティーカーの出動タイミングに邪魔をされた「不運」についてこう語った。 「裕毅の最初のセーフティカーのタイミングが少し不運だった。というのもピットに入っていたのは彼とシャルル(・ルクレール)の2台だけで、他が有利なピットストップを得たことで彼は4から5つのポジションを失ってしまった。その前まではアントネッリの前を走っていた。通常のサイクルでいけば、レース終盤には7位前後にいたはずなんだ。彼はちょっと不運だった」 12番グリッドでスタートした決勝で、角田とマックス・フェルスタッペンのレッドブル勢はスタートからソフトタイヤを選択した。 降雨が予想されたためだったが、小雨程度しか降らずにその戦略は裏目に出て、角田は20周目でピットイン。ハードタイヤに交換した直後にフェラーリのルイス・ハミルトンがクラッシュして、セーフティカーが出動した影響で、角田は15番手まで順位を下げてしまったのである。 「正直、ペースについて語れることは多くない。だってレースの大半をトラフィックに阻まれていたからね。彼をソフトタイヤでスタートさせて攻めの姿勢を取った。その後は少し早めにピットに入れてハードに替えた」とメキース氏。 それでも角田は粘り強く順位をあげていくが、フェラーリのシャルル・ルクレールのクラッシュで再びセーフティカーが出動する事態となり53周目以降に今度はマシンのスロットル周辺のトラブルでペースダウンした。メカニックのミスで誤ったエンジンモードに固定されてしまい、パワー不足に陥っていたのが原因だという。 「これはパワーユニットの不具合ではない。そこは誤解しないでもらいたい。最後のピットストップの後に間違ったマップ(エンジンモード)に固定されてしまったんだ。基本的にピットレーンではマップを切り替えるのだが、元に戻さないとそのまま固定されてしまう。それが今回、起きたんだ。つまり彼は最後の区間を非常に扱いにくいスロットルマップで走らざるを得なかったんだ」 メキース氏は、9位に終わった原因は、角田の責任ではなく、チームにあったと強調したのである。
レッドブルは角田裕毅に期待していないのか? ― オランダGP9位入賞の裏側とチームの本音
角田裕毅のオランダGP結果
2025年F1オランダグランプリで角田裕毅は9位に入り、久々のポイントを獲得しました。しかし、同じレースでフェルスタッペンが2位、さらにルーキーのアイザック・ハジャールが3位表彰台を達成したことで、角田の努力は霞んでしまった形です。
一見すれば「入賞で最低限の結果」と言えますが、レッドブル内での序列を考えると、評価は厳しいものになりつつあります。
異例の“チーム擁護”
今回、ローラン・メキース新代表は「角田が9位に終わったのは、メカニックのミスで誤ったエンジンモードに固定されていたため」と説明しました。トップがドライバーを庇うのは異例であり、これは残留支持派の意志表示とも受け止められています。
- 戦略ミス:序盤のソフトタイヤ選択が裏目に出て後退
- セーフティーカー不運:ピット戦略で順位を大きく落とす
- メカニックの失態:エンジンモード固定でパワーダウン
通常ならドライバー責任とされる部分をチームが明確に擁護したことは、角田にとって追い風となる可能性もあります。
レッドブル内での立ち位置
とはいえ、フェルスタッペンは別格のエースとして確固たる地位を持ち、ハジャールはルーキーながら大きなインパクトを残しました。
一方の角田は「入賞止まり」という評価に甘んじており、チーム内での期待度は低いまま。このままでは「フェルスタッペンだけのチーム」という批判が強まるかもしれません。
今後の焦点
角田が残留するには、後半戦での安定した入賞と存在感の発揮が必須。逆に、結果が伴わなければ「ハジャール昇格論」が現実味を帯びるでしょう。
レッドブルが本当に角田を必要としているのか、後半戦が大きな試金石になります。
日本語コメント
角田裕毅の9位入賞は最低限の結果でしたが、チームメイトとの差は歴然。しかも、メカニックのミスという不可解なトラブルが角田に集中しているのは異常です。レッドブルがフェルスタッペン中心で動いているのは明らかで、角田がこのまま残れるかどうかは、後半戦のパフォーマンス次第でしょう。
English Comment
Yuki Tsunoda’s ninth-place finish in the Dutch GP feels underwhelming when compared to Verstappen’s P2 and rookie Hajar’s stunning P3 podium. While Red Bull’s team principal unusually defended Tsunoda by blaming mechanical errors, it highlights how fragile his position remains. Red Bull is clearly Verstappen’s team, and unless Tsunoda consistently scores in the second half of the season, talk of replacing him will only grow louder.
まとめ
- 角田はオランダGPで9位入賞も、評価は限定的
- メキース代表が異例の擁護 → “残留支持派”の可能性
- それでもチーム内序列はフェルスタッペン&ハジャール優位
- 後半戦が角田にとってキャリアの正念場
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