大学卒でないことは出馬の時点で分かっていたのだろう。
しかし、何かの弾みで東洋大と言ってしまって収集がつかなくなったということではないか。
大学院に進学するとか、大学卒業が必要な資格などを取らない限りは大学の卒業証明書なんて取ることもないだろう。
大卒という肩書きは、もちろん選挙で有利、現職が高卒だから、ということで周りも大卒を強調したことは間違いないし、それを信じて選んだ人もいるだろう。
それにしても、嘘はダメだ。
また、制度的にも大学卒業や資格については、必ず証明書等で確認することとすることがシンプルな解決方法だろう。
Yahoo!より、
田久保伊東市長の代理人弁護士 疑惑の卒業証書「今のところ偽物とは思っていない」在籍期間は4年
7/7(月) 20:34配信スポニチアネックス

記事より、
静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)が7日、市内で記者会見を行い、辞任を表明した。また、出直し市長選に立候補する意向も示した。 ピンクのジャケットで会見に出席した田久保市長は「東洋大学を卒業しておりませんでした」と卒業していなかったことを認め、「大学の記録においては除籍になっております。在学期間証明書を取り寄せ、1992年3月31日となっております」と説明した。 代理人弁護士も「在籍証明書では4年間通っていました」と言及し、92年3月31日に除籍になっていることを指摘。「なぜ除籍になっていて、どんなシチュエーションでそういうことになったのか」と除籍になった理由が不明であることを強調した。
【日本語コメント案】
伊東市長の“卒業証書問題”、やはり嘘はダメですね。
大学を卒業していないことは本人も出馬時点で分かっていたはず。それでも「東洋大学卒」と言ってしまい、後に引けなくなったのでしょう。肩書きとしての「大卒」は、選挙では強い武器。現職が高卒なら、周囲も“見栄え”を重視してしまったのかもしれません。
ただし、多くの有権者がその学歴を信じて投票した以上、その信頼を裏切る行為は非常に重いものです。どんな理由であれ、経歴詐称は政治家としての資質を問われる問題です。
【English Comment Suggestion】
Mayor Takubo of Ito City has admitted to not graduating from Toyo University—despite previously claiming to have done so. It appears that the situation spiraled from an early misstatement that went uncorrected.
While it’s true that a university diploma isn’t commonly requested unless one applies for graduate school or a certification requiring it, the false claim of a degree—especially during an election—undermines public trust. Voters may have supported him under the impression that he had a university education, especially if his opponent only held a high school diploma.
Ultimately, it’s not the lack of a degree that’s the problem—but the dishonesty. In public office, integrity should come first.
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