小泉農水大臣、コンバインがリースで済むならとっくにリースにしてる

政治家は経営を知らない。

余計なことに口を出すのでおかしなことになる。日本ではコンバインが高すぎるという意識なのだろう。

しかし、それは本当か?

Yahoo!より、

小泉農水相、波紋の高額農業機械「リースやレンタル」案を熱弁 使用時期かぶるのでは?疑問にズバリ回答

6/18(水) 14:14配信Jcastニュース

 小泉進次郎農水相が2025年6月18日放送の情報番組「DayDay.」(日本テレビ系)に出演し、コメ農業に必要な高額機械を「リースやレンタル」で使いまわすアイデアについて、詳しい考えを説明した。 ■「どう考えたって経済的にペイしないのに、買ってしまってる」  小泉氏は17日、農水省と経団連の懇談会終了後、記者らの囲み取材に応じた。「今日私からも持ち出させていただいた議題の1つ」として、農業機械が高額な状況に触れ、 「米農家さんは2000万円のコンバインを1年のうち1か月しか使わないんですよ。だとしたら普通、買えますかと。むしろそれだったら買うんではなくてレンタルやリース、こういったことがサービスとして当たり前の農業界に変えていかなきゃいけないんです」 と提案した。建設業界では重機や建機のレンタルやリースが「当たり前」だと説明し、下記のようにコメントしている。 「農業界も本来であれば個人個人で持っていたらどう考えたって経済的にペイしないのに、買ってしまってる。そして売ってる。私はこういったことも変えなきゃいけないと思ってるんです。なので今日はそんなこともお話しさせていただいて、建設業界で当たり前に根付いているリースやレンタル、こういったことも農業界に入れていきたい、そんな思いから大変前向きな意見交換ができました」  しかし、発言の実現性をめぐってXでは、「建設機械はたしかにリースやってるけど、年中誰かが使うからビジネス成立するんですよね」「その1ヶ月のために農家さんの数だけ在庫持ってくれるリース会社あるんか?」「農機具のリースはある事にあるが使用時期をずらす事が非常に困難となっていてなかなかうまくいかないのが現状だと思う」などと波紋が広がった。


📝 日本語コメント:

小泉農水大臣が「コンバインはリースで済むはず」と語ったことに対して、「それができるならとっくにやっている」という農家の声はもっともです。
重機のように年間通して稼働する機械と違って、コンバインは使用時期が限られており、リースやシェアは理想でも実際には難しいのが現実。
現場の事情を知らないまま理想論だけを語ると、農家の反発を招くのは当然です。政治はまず現場を知るところから。


✍️ English Comment:

Minister Koizumi’s comment that “rice farmers should lease combines instead of buying them” sparked understandable backlash.
If leasing were truly a practical option, many farmers would have already done it.
Unlike construction equipment used year-round, combines are needed for only a short season, making shared use or rental logistically difficult.
Policymakers must be careful not to impose idealistic views without understanding on-the-ground realities. Real reform starts by listening to those who work the land.

コメント

タイトルとURLをコピーしました