知床遊覧船の乗員の捜索は難航

土下座 Stickman

北海道の知床観光の目玉である観光船。この一つの知床遊覧船が荒天予報にも関わらず出航したことにより高波で沈没。既に11日経過している5月3日。これまで14人が全員死亡で発見されているが、未だに12人が発見されていない。社長の桂田精一は土下座を繰り返したが、そのことで亡くなった人が戻ってくるわけでもない。

土下座
4月23日の午後に荒天の予報があったにも関わらず26人を乗せた知床遊覧船のKAZU Iは出航。結局、誰1人帰ってくることがないことになった。
沈没の原因究明が続いているが、そのためには船を引き上げる必要があり、一連の費用は9億円にも上るという。
当時の海水温は2℃ということであり、救命胴衣をしていたとしても海の中にいるだけで亡くなってしまうという状況だったのだから、沈没してしまった時点で、代わりのボートなどがなかった時点でおしまいという状況だった。
こうした観光船の運航はどのように規制などがされているのか?
民間はどうしても金儲けに走る。
どこまで国や行政が規制をかけ、安全の確保を図るかが今後の課題だろう。
知床遊覧船のホームページは現在も残っている。
以下がそのページの船舶紹介のページ。
https://www.shiretoko-kazu.com/boat/
ここでは、安全への取り組みとして、 ・知床小型船協議会加入 ・船客障害賠償責任保険加入 ・知床小型船協議会合同安全訓練毎年実施 と紹介されている。 社長が1人あたり1億円の保険をかけていると会見で説明していたのが、船客障害賠償責任保険だろう。果たして、運航会社に瑕疵がある中できちんと支払われるのだろうかという心配はある。 そして、以下がコースの紹介のページ。 波が高いと判断したら知床岬まで行くのではなく、途中で引き返せば沈没という最悪の事態は避けられたかもしれない。知床岬まで3時間のコースが8,800円。最短のカムイワッカまでの1時間コースだと3,500円。このコースの選択が最大の失敗だったのではないだろうか?
https://www.shiretoko-kazu.com/course/
知床遊覧船のホームページはよくできているだけに、ホームページを見てヤバそうだとは思わないだろう。 ただし、安全についての情報はやはり過去に事故を起こすなどのトラブル情報は事前に運航会社自らが公表しなくてはならない仕組みは必要だ。
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