那須川天心の世界戦タイトルへの挑戦。
相手は、井上尚弥の弟というなかなか微妙なマッチだった。
天心が勝つのが綺麗なシナリオなのだろうが、そうはいかなかった。
もっとも、KOされるわけでもなく、ポイント勝負で致命だなしという試合。
井上拓真もしょっぱい試合で、勝つことだけに徹していた。まあ、天心には負けたくないはわかるけど。
ただし、二回目、天心は井上拓真とやる感じがしない。
次は、別のチャンピョンに挑戦しているように思う。井上拓真は華がないから。
Yahoo!より、
那須川天心が涙のキャリア初黒星 初世界戦で不敗神話終止符 元王者・井上拓真に判定０－３完敗 キック時代から公式戦５５戦目で土も「絶対強くなる！」ファンに座礼
11/24(月) 21:35配信デイリー
那須川天心が初黒星、ボクシング世界の厳しさを知る――“無敗神話”に終止符
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那須川天心、ついに“無敗”ではなくなった。
トヨタアリーナ東京で行われたWBC世界バンタム級王座決定戦で、帝拳所属の那須川天心（27）は、元王者の井上拓真（29／大橋ジム）に判定0－3で敗れた。プロボクシング転向後8戦目、キック時代を含め55戦目での初黒星となった。
■無敗神話の終焉と新たな試練
那須川はこれまで、キックボクシング42戦全勝、MMA4戦全勝と、まさに“神童”の名にふさわしいキャリアを築いてきた。しかし、ボクシングの世界はそう甘くなかった。
相手は、あの井上尚弥の弟・井上拓真。知名度こそ兄には及ばないが、技巧派でディフェンス重視のスタイル。天心のスピードと変則的な攻撃をうまくいなし、勝ちに徹した戦いを見せた。
■内容は拮抗、だが決定打を欠く
序盤こそ天心が距離を取りながら軽快に攻め、左ストレートで会場を沸かせた。中盤以降は井上がプレッシャーを強め、的確な右でペースを握る。公開採点では中盤で井上リード、最終的に判定は3者とも井上を支持した。
KO負けではなく、あくまでポイント差での敗北。致命傷ではないが、世界の壁は厚かった。
■井上拓真の「勝ちに徹した」戦法
井上拓真の戦いぶりは派手さはないものの、堅実。兄・尚弥のような爆発力はないが、冷静な試合運びで天心を封じた。観客からは「しょっぱい試合」との声もあったが、それこそがボクシングの現実。勝利こそが全ての世界だ。
■天心の未来――次は別のチャンピオンへ？
試合後、天心はリング上で涙を見せ、観客に正座して深く一礼。「絶対強くなる」と誓った。
ただし、再戦相手が井上拓真になる可能性は低そうだ。興行的にも華がなく、天心側は次に別の王者への挑戦を目指すとの見方が強い。
その眼差しの先にあるのは、別団体のチャンピオンか、あるいは海外挑戦か――。
💬筆者コメント
那須川天心の敗北は、単なる一試合の黒星ではない。無敗神話が崩れたことで、彼が本当の意味で“ボクサー”になった瞬間とも言える。
彼の次戦が、真の復活戦となるかどうか――。ボクシング界が再び熱くなるのは、これからだ。
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