素晴らしい、TKOだった。
2023年7月25日、井上尚弥（30歳、大橋ジム所属）が、WBC＆WBO世界Sバンタム級のチャンピョンのスティーブン・フルトン（29歳）に8R1分14秒KO勝利。
階級を上げてからの初戦で、井上尚弥はさっそく2団体統一王者となる快挙。
特に、８Rの追い込みがすごかった。
しかし、7Rについては、フルトンのクリーンヒットを井上尚弥が受ける場面もあり、ジャッジは７Rに関しては全てフルトンが取流という展開。
８R井上尚弥は仕留めたのだが、逃げるのが上手いフルトンだった、また、逃げるだけでなく追い詰める姿勢を常に取っていたことから井上尚弥もなかなか捉えきれなかった印象だ。
しかし、最後はTKO。井上尚弥がフルトンにクリーンヒットを与えて、ダウン、立ち上がるとともに、見事に畳み掛けて勝利となった。
会場には、WBAスーパー＆IBF同級王者マーロン・タパレスが来ており、リングに上がり、次は２つのベルトをかけて戦いましょうと井上尚弥が呼びかけ、OK、となり、次の試合は年内4団体統一というストーリーだ。
井上尚弥の快進撃は止まらない。
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