大体、本当のことは言わないものだと考えるのがいい。
ディズニーランド&シーで飲食物の持ち込みを禁止して、外で食べてもらうのははっきり言えば食中毒が起こった際に、その責任が明確になるようにということだろう。外から持ち込まれたお弁当などで食中毒が園内起こった場合、それが園内のレストランが原因なのかどうかすぐに分からない。
そのため、持ち込みを禁止しているというのが一つ。そして、もちろん、非日常なのだから、園内のレストランでしっかりお金を使ってほしいという儲けの面が本音だろう。
しかし、メディアに聞かれて、たくさん儲けたいから、とは答えないので、以下の記事のようなものになる。
記事から、食物アレルギーがある場合はその人以外が何かメニューを頼めばレストランで持ち込みで食事ができるということが明らかにされていることはプラスだと思う。持ち込み飲食を突破するためのキーワードは「食物アレルギー」だ。
Yahoo!より、
東京ディズニーランド&シーでは「飲食物」持ち込み禁止 理由をオリエンタルランドに聞く
4/26(土) 8:10配信 大人んサー
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c67be68f7efb754ea2d27999b214a59ca147fb8
記事より、
日本を代表するテーマパークとして、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが挙げられます。ゴールデンウイーク(GW)中に行く予定がある人は多いと思います。 【要チェック!】えっ! コレが東京ディズニーランド&シーへの「持ち込み」が“禁止されている物”一覧です ところで、どちらの施設も原則として飲食物の持ち込みが禁止されていますが、なぜなのでしょうか。運営会社であるオリエンタルランド(千葉県浦安市)の広報担当者に聞きました。
「非日常」を楽しんでほしい
オリエンタルランドの広報担当者は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーへの飲食物の持ち込みを禁止している理由について、「お客さまに東京ディズニーリゾートの『非日常』を楽しんでいただくためです。施設のオープン当初から禁止しております」と述べました。 もし来園者が園外から持ち込んだお弁当などを食べているのを他の来園者が見た場合、東京ディズニーランドのテーマである「夢と魔法の王国」、東京ディズニーシーのテーマである「海にまつわる伝説や物語」といった世界観が壊れてしまうといいます。 飲食物を持参した来園者に対しては、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの各パークの外にある「ピクニックエリア」で食べるよう案内しているということです。出口で手続きをすれば、ピクニックエリア利用後の再入園が可能だといいます。 ただし、例外もあるということです。担当者は「来園者の中には小さな子どもや高齢者もいらっしゃるため、離乳食や介護食の持ち込みを許可しています」と説明。あめやガム、小さな子どものおやつ、水筒、ペットボトルも持ち込みが可能とのことです。 また、「食物アレルギーのある人のように、食事に制限のある人についても、飲食物の持ち込みを許可しており、園内レストランへ飲食物をお持ち込みいただけます。その際、お連れさまはレストランのメニューをご注文ください」と教えてくれました。
ディズニーランドとディズニーシーが飲食物の持ち込みを禁止している背景には、はっきり言えば食中毒リスクの管理と園内での消費促進という現実的な理由があるのでしょう。
もし外部から持ち込んだ食事で食中毒が発生した場合、園内のレストランが原因なのか判断がつかず、施設全体の信頼に関わる問題となります。だからこそ、持ち込みを禁止することでリスクを明確に線引きしているわけです。
もちろん、もう一つの本音は「せっかく非日常空間を提供しているのだから、園内でしっかりお金を使って楽しんでほしい」ということ。
ただ、メディア向けには「夢と魔法の王国の世界観を守るため」と表現しているあたり、ブランディングを意識した回答だと感じます。
注目すべきは、食物アレルギーや介護食、離乳食については持ち込みが認められていることです。
特に「食物アレルギー」というキーワードは、柔軟な対応を求めるときの突破口になり得ます。
こうした配慮を公式に認めている点は、ディズニーらしい細やかな対応だと言えるでしょう。
Comment (English):
The real reasons behind Tokyo Disneyland and DisneySea banning outside food and drinks are quite practical: managing food poisoning risks and encouraging in-park spending.
If a visitor were to fall ill from a meal brought from outside, it would be difficult to immediately determine whether a park restaurant was responsible, potentially damaging the park’s reputation.
Thus, banning outside food helps clearly manage such risks.
Naturally, another honest reason is that they want guests to fully enjoy the “extraordinary experience” they provide — which includes spending money within the park.
However, in media communications, they phrase it as “preserving the magical atmosphere,” which shows careful attention to branding.
It’s also worth noting that people with food allergies, those needing special diets, and infants are allowed to bring in food.
In particular, “food allergy” is an important keyword that can open the door to more flexible accommodations when needed.
This policy shows a thoughtful and inclusive approach that matches Disney’s reputation for attention to guest needs.

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