ChatGPTで買い物、エージェントとして活躍

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ChatGPTのエージェント機能をオンラインショッピングに直結したという話。

買い物したいときに、いろいろ条件をつけて探せるということが手軽に実現できる。

7億人以上のユーザーがいると言われるChatGPT。それだけに、ECサイトに対しても強く出ることができるわけだ。

だが、本当に、ECサイトと結託したり、バイアスをかけたり、間違いなどはないのか?最終的に、ChatGPTもしくはECサイトに騙されないかは心配。

さらに、ちょっと怖いのは決済機能をAIに委ねるところだろう。

英語バージョン

Yahoo!より、

OpenAI、ChatGPTで直接買い物できる新機能「Instant Checkout」を米国で提供開始

9/30(火) 8:24配信ITmediaNEWS

OpenAI、ChatGPTで直接買い物できる新機能「Instant Checkout」を米国で提供開始(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
米OpenAIは9月29日(現地時間)、ChatGPT内で直接、連携しているECサイトの商品を購入できる新機能「Instant Checkout」を発表した。 決済プラットフォームの米Stri

記事より、

 米OpenAIは9月29日(現地時間)、ChatGPT内で直接、連携しているECサイトの商品を購入できる新機能「Instant Checkout」を発表した。

タイトル

ChatGPTで買い物が可能に|エージェント機能「Instant Checkout」とEC業界への影響。


本文

米OpenAIは9月29日(現地時間)、ChatGPT内で直接ECサイトの商品を購入できる新機能「Instant Checkout」を発表した。

決済プラットフォームのStripeと提携し、まずは米EtsyやShopifyといったECサイトの商品を対象に導入。ユーザーは「100ドル以下のランニングシューズ」や「陶器好きへのギフト」といった要望を入力するだけで商品が提示され、チャット画面から離れずに「Buy」ボタンで購入を完了できる。支払いは登録済みのカードやApple Pay、Google Payなどに対応している。

この仕組みを支えているのが、AIエージェント、ユーザー、マーチャントをつなぐ「Agentic Commerce Protocol(ACP)」だ。OpenAIはこれを「エージェントコマースへの第一歩」と位置づけ、今後は複数商品のカート対応や、参加マーチャントの拡大を予定している。

メリットと懸念点

利用者にとっては「チャットで条件を伝えるだけで買い物が完了する」利便性が大きい。すでに7億人以上のユーザーがいるChatGPTがECの窓口となることで、EtsyやShopifyの販売者も新たな集客の可能性を得ることになる。

一方で懸念もある。AIが商品提案を行うため、アルゴリズムのバイアスや誤情報、さらには「ECサイトと結託して特定商品を優遇するのでは」という不安が指摘されている。また、決済機能をAIに委ねることへの心理的な抵抗もある。

今後の展望

「Instant Checkout」は現在、米国内のFree、Plus、Proユーザー向けに提供されている。今後はカート機能や地域拡大が予定されており、AIが買い物エージェントとなる時代は現実味を帯びてきた。ユーザーにとっては便利さと同時に、AIとどう付き合うかを考えるきっかけともなるだろう。


英語版記事

Title

ChatGPT Launches “Instant Checkout” – Shopping Directly Through AI Agents.

Contents

On September 29, OpenAI announced “Instant Checkout,” a new ChatGPT feature that allows direct purchases from partnered e-commerce platforms like Etsy and Shopify. Powered by Stripe and the new Agentic Commerce Protocol (ACP), the feature lets users request items such as “the best running shoes under $100” and complete purchases without leaving the chat.

Payments can be made through saved cards, Apple Pay, Google Pay, or Stripe Link. While currently limited to single-item purchases in the U.S., future updates will expand to carts and more merchants.

The convenience is clear: ChatGPT acts as an AI shopping agent for its 700 million users. However, concerns remain about algorithmic bias, transparency, and delegating payments to AI. As “Instant Checkout” grows, it could redefine e-commerce, balancing efficiency with trust.


コメント

日本語コメント

チャットで条件を伝えるだけで商品が届く未来は確かに便利。ただし、AIの提案にどこまで信頼を置けるかはユーザー自身が見極める必要がある。

English Comment

The idea of shopping directly in ChatGPT is convenient, but users must remain aware of potential biases and trust issues when delegating choices to AI.

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