中国はほとんどスマホで注文しかできないシステムになっているが、日本でもそれに近い状態になりつつある。
これまでタブレットをおいて注文を受けていた店も、どんどんスマホ注文に切り替えが進んでいる。スマホの問題は、画面が一般的に小さいこと。少なくとも、メニューの大きさ見やすさからいえば、紙のメニュー、タブレット、スマホだ。
もちろん、タブレット、スマホについてはUIの出来の不出来があるので、使いにくいかどうかは大きさだけで決まるものではない。
ただし、メニューの一覧性はほぼ大きさできまるので、スマホで客に入力させるのなら紙メニューとセットで、さらに、メニューに番号などを振って、簡単に入力できるようにすることが必要。
日本では店員に頼めばスマホ入力しないで、これまでどおりに注文できることがほとんどなので、大きな問題にはなっていないが、今後は、こうしたことが進むと、逆に口頭で注文を取ってくれる店の価値が上がったりするのだろうか?ファミリーレストラン系などはロボットが導入されている時代。
価値があるのは、直接人が接することというのは間違いないようだ。
Yahoo!より、
飲食店のスマホ注文は「紙のメニュー」に戻すべき?見つめ直される「店員」の価値や長所
12/19(金) 14:00配信スマホライフPLUS

スマホ注文は店側のタダノリ?外食の「効率化」が生む新たな不満と価値の逆転
近年、日本の飲食店では
「QRコードを読み込んでスマホで注文してください」
というスタイルが急速に広がっている。
中国ではすでに、
スマホ注文しかできない店が当たり前になっているが、
日本もそれに近づきつつある。
かつては各テーブルにタブレットを置いて注文を受けていた店も、
導入コスト削減のため、
客の私物スマホを注文端末として使わせる方式へと移行している。
スマホ注文の本質的な問題点
最大の問題は、
スマホの画面が小さいことだ。
メニューの見やすさを単純に比較すれば、
紙のメニュー > タブレット > スマホ
という序列は動かない。
もちろん、
UI(ユーザーインターフェース)の出来・不出来によって
使いやすさは左右されるが、
一覧性だけは画面サイズにほぼ依存する。
にもかかわらず、
スマホ注文では
・小さな画面
・複数階層の操作
・通信状況への依存
を、すべて客側に押し付けている。
スマホ注文は「シャドーワーク」ではないか
本来、飲食店における「注文」は
**店側が提供してきたサービス(労働)**だった。
それを
「客自身に入力させる」
という形に変えたのが、スマホ注文である。
これは、
セルフレジと同様、
**客に労働を担わせる“シャドーワーク”**だと言える。
それにもかかわらず、
- 価格は変わらない
- サービス料も含まれたまま
- 通信費・端末・バッテリーは客負担
となれば、
「店側のタダノリでは?」
と感じる人が出るのも無理はない。
見落とされがちな「機会損失」
さらに深刻なのは、
店側が気づきにくい機会損失だ。
- 注文が面倒で追加注文をやめる
- 高齢者が操作に戸惑う
- 電波が弱く読み込みが終わらない
こうした小さなストレスの積み重ねが、
実は売上を静かに削っている可能性がある。
人手不足時代だからこそ問われる「接客の価値」
もちろん、
飲食店がスマホ注文を導入する背景には
深刻な人手不足がある。
限られたスタッフで店を回すため、
注文業務を省力化するのは
生き残りのための現実的な判断でもある。
しかしその一方で、
人間だからこそできる、
- 料理に合わせた一言
- その日のおすすめ
- 客との雑談から生まれる提案
といった
文脈のある接客は、
スマホやAIでは再現しにくい。
効率化を進めるほど、
逆に
「口頭で注文できる店」
「人と話せる店」
の価値が、
これからは上がっていくのかもしれない。
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