ガスリーもフェルスタッペンのセカンドドライバーを勤めた。
レッドブルのサブチームの当時のトロロッソ(今のレーシングブルズ)からデビュー。
トロロッソでは4位に入賞するなどの活躍でレッドブルに昇格。
しかし、チームからのサポートはなかったという。
これがレッドブルの実態だ。
あくまで、フェルスタッペンのためのチームと考えていいだろう。
その意味では、ハジャーは同じ道をたどるのではないか?
Yahoo!より、
「サポートが全くなかった」角田も味わったレッドブル“2人目”としての苦悩の日々をガスリーが明かす「リソースがほとんど与えられなかった」【F1】
12/23(火) 6:00配信TheDIGEST
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b5b605574dfac6f816b667b4a2c1a9eef0ca9e5
ガスリーが語ったレッドブルの内情──「サポートが全くなかった」セカンドドライバーの現実
ピエール・ガスリーが、かつて所属したレッドブル・レーシングでの経験を振り返り、「ほとんどサポートがなかった」と語ったことが話題になっている。
これは単なる個人の不満ではなく、レッドブルというチームの構造そのものを示している可能性がある。
この記事では、ガスリーの証言をもとに、レッドブルのチーム体制、セカンドドライバーの役割、そして角田裕毅や将来の若手(ハジャーなど)への示唆について整理する。
ガスリーはなぜレッドブルに昇格したのか
ガスリーは2017年、トロ・ロッソ(現レーシングブルズ)からF1デビューを果たした。
2018年にはバーレーンGPで4位入賞するなど速さを示し、その実力が評価されて2019年にレッドブルへ昇格した。
これは順当なキャリアアップだった。
サブチームで結果を出し、トップチームへ──レッドブル育成システムの理想形である。
しかし、トップチームで与えられたものは「リソース不足」だった
英専門メディア『PlanetF1』によると、ガスリーはF1公式番組『Off the Grid』で次のように語っている。
「マックスには大規模なサポートチームがあったのに、僕にはほとんどサポートがなかった。
新人エンジニアのもとでスタートし、パフォーマンスを発揮するためのツールを与えられていなかった。」
ガスリーは、フェルスタッペン中心の体制の中で、自身が“育成対象”ではなく“比較対象”として扱われていたと示唆している。
レッドブルは「二人で戦うチーム」ではない
この証言から浮かび上がるのは、レッドブルが本質的に**「一人のエースのためのチーム」**であるという構造だ。
- リソース(人材・開発・戦略)はエースに集中
- セカンドは結果を出せば残り、出せなければ交代
この体制は効率的だが、同時に極めて冷酷でもある。
角田裕毅も同じ構造の中にいる
角田裕毅もまた、レッドブルの「二人目」の苦しさを味わってきたドライバーの一人だ。
才能がないのではない。
しかし、「エースと同じ条件」は与えられていない。
これはガスリーの証言と構造的に一致する。
ハジャーも同じ道をたどるのか?
将来レッドブル入りが噂される若手ドライバー、例えばハジャーも、同じシステムの中に入るなら同じ試練を受ける可能性が高い。
これは個人の問題ではない。
チームの設計思想の問題である。
結論:レッドブルは勝つためのチームであって、育てるためのチームではない
ガスリーの証言は、レッドブルが
- 勝利を最大化するチームであり、
- 人を育てることを主目的にしていない
という現実を示している。
フェルスタッペンという歴史的才能を中心に世界を獲る。
その代償として、多くの才能が消耗される。
それがレッドブルというチームの正体だ。
参考
Yahoo!ニュース(The DIGEST)
「サポートが全くなかった」角田も味わったレッドブル“2人目”としての苦悩の日々をガスリーが明かす
2023年12月23日配信
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