F1角田裕毅の2025年までの成績を振り返る

角田裕毅がいない2026年。

魅力が半減だ。

2025年は念願のレーシングブルズからレッドブルへ昇格という形だったが、ローソンよりもましという程度の評価しか残せなかった。

その要因には、チームのセカンドドライバーへのあまりにもひどい対応というのがあったのは間違いない。

挙句に契約に縛られて他のチームへの移籍の交渉さえ満足にできなかったという。

継続には大きい意味があるが、2027年のアストンマーチンからの復帰に期待したい。

なにしろ、日本人最多出走記録を打ち立てたのが角田裕毅なのだから。

Yahoo!より、

日本人最多出走記録を更新したカーナンバー“22”の5シーズン。角田裕毅のF1戦績を歴代マシンと振り返る

12/30(火) 10:00配信オートスポーツweb

日本人最多出走記録を更新したカーナンバー“22”の5シーズン。角田裕毅のF1戦績を歴代マシンと振り返る(オートスポーツweb) - Yahoo!ニュース
2021年から2025年まで、四輪モータースポーツの最高峰であるF1世界選手権に戦った日本人ドライバーの角田裕毅。2026年はレッドブルのリザーブ兼テストドライバーとしてF1に引き続き残ることにな

2025年F1第24戦アブダビGP 角田裕毅(レッドブル)

 2021年から2025年まで、四輪モータースポーツの最高峰であるF1世界選手権に戦った日本人ドライバーの角田裕毅。2026年はレッドブルのリザーブ兼テストドライバーとしてF1に引き続き残ることになっているが、ここでレギュラードライバーとして参戦した5シーズンをマシンとともに一度振り返りたい。 【写真】2025年F1第24戦アブダビGP 角田裕毅(レッドブル) ■2021年:7年ぶりの日本人F1レギュラードライバーとしてデビュー ・マシン:スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ『AT02』・シーズン成績:14位(32ポイント)・最高位:4位(第22戦アブダビGP) “F1史上初の2000年代生まれ”ドライバーとしてデビューした2021年。開幕戦バーレーンGPでは、初陣ながら元王者のキミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテルらを次々とオーバーテイクして9位入賞という、日本人初のデビュー戦ポイント獲得の快挙を成し遂げた。シーズン中盤にはクラッシュやミスに苦しむ場面も見られたが、最終戦アブダビGPでは自己最高位となる4位でフィニッシュし、翌年への期待を大きく膨らませた。  ちなみに、角田が自身のカーナンバーに“22”を選んだ理由は、当初は自分の誕生日とカートレースデビュー時の番号である“11”を希望していたが、すでにセルジオ・ペレスが使用していたため、1+1=2で、その数字をふたつ重ねた“22”を選択したと説明されている。 ■2022年:マシン規定変更初年度に苦難。そのなかでみせた成長 ・マシン:スクーデリア・アルファタウリ『AT03』・シーズン成績:17位(12ポイント)・最高位:7位(第4戦エミリア・ロマーニャGP)  グランドエフェクト車両導入の新レギュレーションが導入された2022年。角田は開幕戦こそ8位入賞を果たしたものの、AT03の車重過多や開発の遅れに悩まされる年に。中盤戦以降の成績は下位に沈むことが多い厳しいシーズンとなったが、予選や決勝での安定感は初年度よりも向上。特に第4戦での7位入賞など、チャンスを確実にものにする姿勢を見せた。 ■2023年:ファステストラップ記録などチームエースの存在感 ・マシン:スクーデリア・アルファタウリ『AT04』・シーズン成績:14位(17ポイント)・最高位:8位(第19戦アメリカGP、第23戦アブダビGP)  角田がアルファタウリのエースたる風格を漂わせ始めた3年目。このシーズンは各チームの戦力差が拮抗したこもあり無得点のレースも多かったが、第19戦アメリカGPでは日本人として史上3人目となるファステストラップを記録。最終戦アブダビGPでは、予選6番手から日本人として19年ぶりのリードラップを走行、さらにファン投票による『ドライバー・オブ・ザ・デイ』に選出されるなど、その存在感を世界に知らしめた。 ■2024年:12年ぶりの母国入賞など、新体制でも抜群の安定感 ・マシン:ビザ・キャッシュアップRB『VCARB 01』・シーズン成績:12位(30ポイント)・最高位:7位(第3戦オーストラリアGP、第6戦マイアミGP、第21戦サンパウロGP)  チーム名がスクーデリア・アルファタウリからビザ・キャッシュアップRBの新体制に変化した2024年、角田は抜群の安定感を発揮した。第3戦オーストラリアGPで7位入賞すると、第4戦日本GPでは母国の大ファンの前で予選Q3に進出。決勝では10位フィニッシュで小林可夢偉以来となる12年ぶりの日本人母国入賞を果たした。シーズン終盤の第21戦サンパウロGPでは雨の予選で3番手を得るなど、この年は予選Q3の常連で10回の入賞を記録し、キャリア最高のパフォーマンスを見せたシーズンとなった。 ■2025年:日本人最多出走記録更新&夢のレッドブル昇格も苦戦 ・マシン:レーシングブルズ『VCARB 02』(第2戦まで)/レッドブル『RB21』(第3戦以降)・シーズン成績:17位(33ポイント)・最高位:6位(第17戦アゼルバイジャンGP)  さらなる飛躍が望まれた2025年、角田は開幕2戦での活躍とリアム・ローソンの不振により、第3戦日本GPからトップチームであるレッドブル・レーシングに電撃昇格。王者マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして参戦することになり、日本F1ファンは大いに盛り上がった。その初戦となる日本GPではドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれたものの12位で終え、その後も入賞は果たすがトップ争いには加わることができないレースが続く。  第9戦スペインGPでは片山右京が記録していた日本人最多出走記録を更新する96戦目を戦い、最終戦まで計111戦に参戦したが、シーズン終了後にアイザック・ハジャーの2026年レッドブル昇格が決定されたため、角田はレギュラーシートを失ってしまった。しかし、その能力を買われ来季もリザーブ兼テストドライバーとしてレッドブルに残ることが同時に発表されている。 ■角田裕毅 2021〜2025年F1成績まとめ シーズン/チーム/マシン/合計得点/ランキング/最上位 2021/アルファタウリ/AT02/32ポイント/14位/4位 2022/アルファタウリ/AT03/12ポイント/17位/7位 2023/アルファタウリ/AT04/17ポイント/14位/8位 2024/RB/VCARB 01/30ポイント/12位/7位 2025/レーシングブルズ/レッドブル/VCARB 02/RB21/33ポイント/17位/6位

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