Are You Dead?とは極めてシンプルなスマホアプリ。
大きな緑のボタンがあって、それで、2日おきに、生きているかどうかを確かめる、つまり、ボタンを押すだけ。
それだけのこと。
そして、これが押されないと、連絡が行きますよ、というアプリというかサービス。
2025年5月に登場、今では2億人が使っているという。
アプリは孤独な人のためのものということだ。
日本でも、高齢者向きには様々なサービスがあり、どうようなことをセンサーなどで知らせるものがある。
また、似たようなものとしてはアップルのiPhoneは持っているオーナーが事故にあったと思われる場合は通報するという加速度センサーを活用したサービスもある。
機能自体はありきたりだが、ネーミングと高齢者などに限らず、誰でもというのが、がよかったのだろう。
BBCより、
Are You Dead?: The viral Chinese app for young people living alone

中国発の人気アプリ「Are You Dead?」とは?孤独時代の“生存確認ボタン”
Are You Dead?とは何か
「Are You Dead?」は、中国で2025年に登場したスマートフォン向けアプリで、
ユーザーが一定間隔(通常2日おき)にボタンを押すだけで、生存を確認するサービスである。
アプリ画面には大きな緑色のボタンが表示されており、
ユーザーは「生きていれば押す」、それだけ。
もし設定した時間内に押されなければ、登録した連絡先に通知が送られる。
BBCが報じた内容(ファクト整理)
BBCの報道によれば:
- 中国の一人暮らし若者を中心に急速に普及
- 2025年時点で利用者数は約2億人規模
- 主な利用目的は
- 孤独感の軽減
- 突然死や事故への不安対策
- 家族・友人への簡易安否連絡
アプリ開発者の意図は明確で、「医療機器」ではなく
“心理的な安心装置”として設計されている点が特徴。
機能自体は目新しくない
実は機能そのものは、技術的には新しくない。
日本でも:
- 高齢者向け見守りサービス
- IoTセンサーによる生活確認
- Apple iPhoneの事故検知機能
など、類似の仕組みはすでに存在している。
しかし Are You Dead?が爆発的に普及した理由は別にある。
なぜヒットしたのか?成功要因
- ネーミングの強さ
「生存確認」ではなく「Are You Dead?(死んだ?)」という直球ワード。 - 対象を限定しなかった
高齢者向けではなく、
若者・独身・在宅ワーカーなど「誰でも対象」。 - UIが極端に単純
ログイン不要、設定最小、操作はボタン一個。 - 現代的ニーズに直撃
・一人暮らし
・家族と疎遠
・孤独死への漠然とした不安
つまりこのアプリは、
「技術革新」ではなく「感情の翻訳」に成功したサービスだと言える。
Are You Dead?が象徴する時代性
このアプリの本質はこうだ。
人間関係を構築するアプリではなく、
人間関係が壊れないかを確認するアプリ。
かつては「連絡しない=問題なし」だった社会が、
今では「連絡がない=不安」という社会に変わった。
Are You Dead?は、
“孤独を前提に設計された初の大衆向けアプリ”とも言える存在である。


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