B-1にみるメディアの操作の勧め

B-1グルメの本からの続き。
B-1を立ち上げるには、予算は要らない、補助金ももらうと変に縛りが付くのでよくない、広告費など出せないとしている俵氏であるが、メディアはただで載せてもらえるので利用すべしと説いている。
特に、地元新聞社の支局の記者と仲良くしましょう、というフレーズは鋭いところを突いている。
基本的に記者というのは大手マスコミであれば、結構な高給取りで、記者というよりはサラリーマンである。地方支局に出ているときには、何かいいねたがないかとは思っているが、自分からはそう簡単によいねたを見つけられるわけでもない。
したがって、地元の人と仲良くなって、情報が入ってくるようになることは願ったりかなったりなのである。そうした人を利用して、記事を新聞に書いてもらうというのは非常に効率的だと思う。
かように、マスコミというものは、結構、紙面を使って仲良しの宣伝を記事として書いているケースがあるのである。
マスコミが公平だとか、中立とかいう幻想を持つ人がいまだにいるように思うが、実態はそんなものではない、ということは、マスコミと接点をもった人は誰しも思うことである。

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