Amazonは通販の最大手の一つ。
省人化は大きな目標だ。
しかし、そもそも倉庫での仕分け業務などは、人がやりたいと思う仕事なのか?
むしろロボットができるならロボットにさせる方が性格であり、人にとってストレスのある仕事をしなくてすむと思うのだが。
これが仕事を奪うという風に騒がれてもどうなのかと思う。
開発者の、「知能は人間にしかない」という言葉はその通り。
ただし、単純労働でいいから稼ぎたいという人がいるのも事実。
そうした人たちは、ロボットと競争をする羽目になるが、ちょっと勝てそうにないので、別の仕事を探すのが賢明ということだ。
こういうどうしようもない話になってしまうのも、人間は多様だからだ。
Yahoo!より、
アマゾンの倉庫で見たAI仕分けロボット、50万人の職を奪うのか
10/25(土) 8:00配信朝日新聞

Amazonが配送ロボットを開発 AIが人の仕事を奪うのか?
人手不足時代の“究極の自動化”
米Amazonが新型AIロボット「Blue Jay(ブルージェイ)」を物流倉庫に導入しました。
このロボットは、商品の仕分け・箱詰め・再配置までを自動で行う、いわば倉庫の司令塔。
AIがリアルタイムで状況を判断し、人間の代わりに効率的に作業を進めます。
一見すると「便利」「未来的」ですが、
問題視されているのは、**人間の雇用を奪うのではないか?**という点です。
「AIは補助だ」と言うが、本当に?
Amazonの開発幹部は「知能は人間にしかない」と強調しています。
つまり、AIは“人を支える存在”であって“人を置き換える存在”ではない、と。
しかし、米紙報道によると、
内部資料には「2033年までに米国内で最大50万人の雇用をロボットで代替可能」との記載も。
これが事実なら、“支える”というより“進出する”未来がすぐそこにある。
ロボットが働くことの“悪”とは?
そもそも、倉庫の仕分け作業は人がやりたい仕事なのか。
単純で、反復的で、体力的にも厳しい。
もしロボットがそれを引き受けてくれるなら、それは人間の幸福の拡張とも言える。
「仕事を奪う」よりも、「ストレスを減らす」と考えた方が健全かもしれない。
それでも「稼ぎたい人」は残る
とはいえ、「単純労働でもいいから働きたい」という人がいるのも現実。
しかし、AIロボットは24時間、文句も言わず、休憩も取らない。
この競争に勝つのは、ほぼ不可能だ。
むしろ、AIに奪われない分野──たとえば創造性・判断力・共感力を発揮できる仕事に
人間がシフトする方が自然だろう。
多様な人間がいるから、AIとの付き合い方も多様になる
社会には、機械が苦手な人もいれば、ロボットを使いこなす人もいる。
「奪う/奪われる」という単純な構図ではなく、
“どう共存するか”が問われている。
AIと人間の関係は、敵対ではなく、調和の方向へ。
働き方も、「奪われる」より「進化する」時代にシフトしていくべきだ。
🔍 参考記事
朝日新聞(Yahoo!ニュース配信)
「アマゾンの倉庫で見たAI仕分けロボット、50万人の職を奪うのか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/febf30dc7c76057a409a931f82d9d2fe7398ec4c


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