Appleが中国から脱出

中国に生産拠点のあるApple。
これを引き上げていくことを決めたようだ。
チャイナリスク、また、米中関係が悪化し続ける中での判断。
これは正しい判断で米国の企業はどんどん中国から脱出しているようだ。
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Yahoo!より、
アップル、中国以外での生産増を模索
5/22(日) 7:42配信
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/0841e947c0d9a4daeead3c4fedc050cd775a485a
記事より、
 【東京】米アップルが中国以外での生産を増大させる意向であることを一部の委託製造業者に伝えていたことが関係者の話から分かった。新型コロナウイルス感染症に対する同国の厳しい政策などがその理由だ。
 同社の世界的な生産量の一部をすでに担っているインドとベトナムに目を向けているという。
 アナリストによると、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」、タブレット「iPad(アイパッド)」、ノートパソコン「MacBook(マックブック)」などのアップル製品の90%以上が中国の委託業者によって製造されている。同国の権威主義的な共産党政権と米国との衝突から、アップルの中国への依存度の高さは潜在的なリスクだとアナリストは指摘する。
 時価総額で米国最大の企業であるアップルが中国以外での生産を重視する動きを見せれば、製造や主要材料の中国への依存を減らす方法を検討してきた他の欧米企業の考え方にも影響を与える可能性がある。中国がウクライナに侵攻したロシアへの批判を控え、コロナ対策として一部の都市でロックダウンを実施したことで、そうした動きは今年に入ってから活発になっている。
 アップルと取引のある中国拠点の委託製造業者は、ベトナムやその他の東南アジア諸国により注目していると関係者は話す。
 ベトナムは中国と国境を接しており、すでにアップルの世界的な有力ライバルであるサムスン電子のスマートフォン製造拠点となっている。韓国を拠点とするサムスンは全般的に中国での製造を制限している。

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