予想通りだが、旭化成建材の杭の問題は一人の派遣社員の問題ではなかった。
旭化成建材の親会社の旭化成(東京)は「横浜の担当者とは別の担当者が偽装したことになる」と説明。・・・
というのだから旭化成建材の組織的な問題。
しかし杭について同様な施工の問題が他社でもないとは言い切れない。
また過去10年間しか旭化成建材の物件は調べていないが、施工したすべてを確認する必要があるだろう。
さらに、横浜傾斜マンションで設計ミスとして杭の長さを短いままに施工されるようにした三井住友建設物件も怪しい。
Yahooより。
北海道営住宅でもデータ流用 旭化成建材くい打ち 担当者は別
北海道新聞 10月29日(木)5時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00010000-doshin-soci
旭化成は「客観的に見てデータの転用があったと認めざるを得ない。元請けがしっかり管理していたので、きちんと施工しており、くいの健全性とデータの転用は別のものと考えている」と話す。一方、道は「安全性は確認できていない」としている。・・・
この議論に決着をつけるには道営住宅を解体して、杭の現場検査を旭化成建材の費用で行う必要がある。
実物の確認をするにはそれしかないだろう。
何をもってきちんと施工をしている、と言えるのか。
ヒューザーや木村建設を思い出させる弁明にもならないとんでもない話だ。
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価格:1,728円 |