東洋ゴム工業の新たな不正の意味は大きい。
これまではたったの過去10年しか調査をしていなかった。
それをさらにさかのぼったところざくざくと出てきたということだ。
これをちょうど今話題の、三井不動産レジデンシャルが販売した、元請が三井住友建設で設計ミス、下請けが日立ハイテクノロジーズ、第二下請けが旭化成建材で杭の施工データの偽装が明らかになったところだが、この際の3040件という数字は東洋ゴム工業と同様にたったの過去10年だけさかのぼったもの。
東洋ゴム工業がさらにさかのぼって調べているということは、同様に、三井不動産レジデンシャルもさらに過去10年より前を調べる必要が当然ある。
さらに、偽装物件は増えるだろう。
データがないものは掘り返すしかないが、それは建物の撤去、つまり建て替えを意味する。
建て替え需要が増えて景気拡大につながるか?
佐賀新聞より。
東洋ゴム、新たにデータ改ざん
防振不正、少なくとも99年から
2015年10月30日 16時56分
http://www.saga-s.co.jp/news/national/10203/244820
1億総活躍社会の掛け声に担当者は不正をして建築需要を増やしたのだろうか?
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