くいのデータ偽装でマンションの販売が落ちたのではない。高すぎる値段にも関わらず施工がいい加減だということと、なにより、トラブルがあったら三井不動産レジデンシャルという財閥系でさえ下請けの責任にして責任逃れをするという現実を見てしまったからだ。横浜傾斜マンション問題。

今回のくい事件では旭化成建材が主役ではない。
主役は最後の方に現れた三井不動産レジデンシャルと三井住友建設という財閥系の大企業だ。
特に三井不動産レジデンシャルは住人の抗議をしばらく無視し続けてきて、挙句、下請けにすべての責任を押し付けたというのが今回の経緯。
こんな大手でもこういうせこいことをやるのかと、マンション購入者がもっていた考え方、問題があっても大手から購入すれば大丈夫、を否定してしまったからだ。
これでは、マンションは売れなくて当然だ。
少し戸建になびくだろう。
Yahooより。
データ偽装、マンション人気「傾き」も－発売延期や買い控え懸念 (1)
Bloomberg 11月18日(水)11時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00000075-bloom_st-bus_all