首相官邸のページの「災害に対するご家庭での備え」は残念すぎる

防災の関係で調べているときに、首相官邸のページを覗いてみた。
キーワードは寝室の防災対策。
首相官邸のページ
災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
これには、
・阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります
とあります。
しかし、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなった、というのは本当か?
家具の上には2階という遥かに巨大な重しが無かったか?
そもそも家具で直接死んだ人間の統計自体があるのか?
その数が多かったという数字があるのか?
疑わしいことこの上ないデタラメな話です。
大地震で家の中で死ぬのは、熊本地震の際に警察庁が調べて報告書にまとめられています。
この報告書を見れば、明らかに、大地震で人が死ぬのは2階建ての家が1階になって1階に寝ているとぺちゃんこに押しつぶされるからだ、ということが分かります。
首相官邸を支える内閣府。
もう少ししっかりしてほしいものです。

耐震化
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