杭の問題は法改正が必要か分からない程度のこと。
そもそも横浜傾斜マンションは杭がキチンと施工されたとする旭化成建材と支持層に到達してないとする住友建設とが揉めている状態。
また、同マンションの保育所では杭が未到達など他でも支持層に届いていない杭は発覚している。
これほど大規模に問題がある中で法改正をしなくていいなら、つまらない法改正は一切やめるべきだろう。
Yahoo!より。
元請けの責任明確化=くい打ちルール策定へ―法改正見送り・国交省
時事通信 12月25日 17時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151225-00000096-jij-soci
元請けの責任は最初から明らか。
ではなぜ、すぐに、住友建設に指示を出さずに旭化成建材を責めたのか?
元請けには立ち入りさえしないのは財閥系だからか?
要するに年末は休もうという談合だ。
施工の問題は根深く、今回問題なしとした施設もちょっとした地震で大問題になる可能性は高い。
地下だからとキチンと仕事をしない施工業者に、書類の疑いがあれば必ずボーリング調査を自らするぐらいの徹底した対応がなければ、やはり法改正しかないだろう。
もっとも法改正しなくてもいい加減な対応をした元請け、つまり、杭の打ち込みの立会をしてなかった元請けは本来、業務停止や免許取消ができるはずだが?
出来ないなら法律を変えるべきだろう。