罹災証明は金がもらえるかどうかの原点。少しでもひどい結果、全壊が最高なのだがそうはいかない

本来、自宅が全壊なら悲しむべき話。
一部損壊で済んだことを喜ぶべきなのだが、金が絡んでくると違う。
しかし地震保険などをかけていたら結果はあらかじめわかっていたはずということでもある。
悪いのは熊本市のように罹災証明の申請の内容をもって損壊の家屋数を公表していることころ。
数が膨大だから半壊ぐらいはと思ってしまう。
実際は罹災証明をもらっても金にならない一部損壊がほとんどなのに。
西日本新聞より。
熊本地震 罹災認定怒りと安堵 「ちゃんと調査したのか」 やっと一歩前に進める
2016年05月17日 13時38分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/245784
何でもいいから金くれといわれても対応できない。
記事より、
南区の無職男性(67)も、一部損壊の結果に憤った。自宅は天井や瓦が落ち、基礎部分にもひびが入る。応急危険度判定では要注意を示す「黄色」が貼られた。今は妻と2人で市内のスポーツ施設に身を寄せる。「最低でも半壊以上に認定されると思っていたのに。自宅を解体しようと思っていたが一部損壊では何の補助もない。納得できるまで調査を依頼したい」・・・
こうして結果が変わるようだと調査の信頼性が失われる。
まず変わることはないだろう。
早々に業者を呼んで修理をするのが得策だ。
応急危険度判定の黄色という色だけには意味がない。
そこには瓦の落下に注意などと書かれていたのではないか?
建て直しが必要などということを示すものではないのだ。

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