天皇の意思を確認しないのではなく直接天皇の意見で退位を決定するのではないということだ

もちろん天皇の退位の意思があってのことだ.
憲法との兼ね合いの中で、なんでも天皇が決定できるということでは問題があるということ.
皇室会議において、その時の天皇の健康状態などを総合的に判断して退位、つまり、皇太子に天皇を譲ることができるという仕組み.
天皇の暴走を防ぐ、という仕組みの問題でありわざわざ天皇の意思明記せずというようにテクニカルなことを書くことには意味がないのだが、そう書いた方が面白いと記者の浅知恵による表現だろう.
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Yahoo!より.
<退位要件>天皇の意思明記せず 特別立法で政府方針
毎日新聞 1/1(日) 7:00配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170101-00000006-mai-pol
普通は、天皇の退位については皇室会議で決定できることに、というのが一番適切な説明だろう.
最近の新聞記事の日本語の質はひどすぎる.
なぜ、そうなるかは記者があまりに知能指数が低いからと、売文に特化しすぎているから、また、サラリーマンとして時給で生活をしているからだろう.
マスコミはすでに企業だ.
大企業病になって久しく、マスコミ、と聞いてイメージするマスコミはすでに存在しないというのが日本の現場だ.

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