違法天下りと言っているのは手続きの問題.
次のステップはOBの採用がそのまま補助金の獲得となっていることだ.
不正な税金の支出が行われているということが大きな問題.
会計検査院はOBの採用と補助金の額の変化を調べて補助金返還を求める必要がある.
また、違法行為を勤務時間内に行っているため、その間は兼業規定違反であり、給与をその分減らす必要がある.
すでにもらっている分は返納が当然.
これは、そうした違法天下り業務をしたために残業代を払っていたりするケースや違法天下りのために出張したことにさえ旅費を払っている、もらっている可能性もある.
特に現役の公務員の場合は単に手続き違反では済まされないのだ.
マスコミももう少し真面目に取材をしてもらいたいものだ.
Yahooより.
<違法天下り>内閣府元審議官も 文科省、新たに30件超
毎日新聞 3/19(日) 7:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170319-00000004-mai-soci
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例えば、最近だと、
Yahoo!より.
田原本町汚職 前副町長 収賄の罪で起訴
奈良テレビ放送 3/15(水) 19:59配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170315-00010005-tvnv-l29
石本被告は副町長の立場を利用して田原本町から「愛和会」に交付する補助金の額を増やすなど便宜を図った見返りに、森被告から借りていた借金120万円のうち42万円の返済を免除してもらった・・・
ということ.
これは収賄の罪.
文科省の天下りと過小報道されている件は、
文科省の役人は大学へ補助金を配分する権限があるという立場を利用して、早稲田大学などへ交付する補助金の額などを増やすなど便宜を図った見返りに、OBとなって大学教授として雇用され年間1千万円以上の給料の支払いを受け取り続けてた.
ということなのだ.
特に明快なのは補助金の配分については前年度に決定する.
辞めてすぐ大学教授に就任するということは、自分でその大学の補助金をつけて、自分で就職して給与としてもらうことなのだ.間に大学を入れて補助金を着服している構図.
こうしたことを防ぐために天下りを規制しているのであり、手続きの透明性や公平性の問題ではない.
収賄事件なのだ.
アッキードではなく、文科省収賄事件.