野々村議員で話題の西宮の夏休みのプール開放が中止になるところが多数という記事。
なんでもかんでも中止にするのはどうか?という話があるが、あわせて、何でもかんでも学校や行政の責任にするのはどうか?ということも。
ライフセーバーが確保できないのが原因というが、それだけなら地域で確保に動くなどの手もあるだろう。
利用の許可の時期は当局が柔軟に対応すべきである。
また、そもそも保険の範囲内での対応などと、仮に死者がでても、その範囲ということで済まされるような環境も必要。
親が一緒ならよいなどとすればよいということはあるだろう。
もちろん誓約書とセットで。
yahooより。
プールで遊べぬ夏休み 西宮の小学校、3割が中止
神戸新聞NEXT 7月20日(日)7時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140720-00000000-kobenext-l28
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夏休み恒例のプール開放に“異変”が起きている。兵庫県西宮市では市内40小学校中11校で中止の見通しとなった。要因は兵庫県警が各市町に送付した文書。3年前に大阪で小1男児がプールで溺死した事故を受け、監視員にライフセーバーなどの資格を求めたものだが、西宮市から運営を任される地域団体は「資格がない監視員が大半。事故が起きたら責任は持てない」とやむなく中止を決めた。(斉藤絵美)
プール開放は夏休みの数日間実施。同市では市教育委員会が地域住民や保護者らでつくる各地区のスポーツクラブ21に運営を任せている。2013年は改築工事などで中止したのは3校のみだった。
11年7月に大阪府泉南市で、プール開放中に1年男児が溺死する事故があり、監視業務の甘さを指摘された。警察庁は12年、有償で委託する場合は「プールの監視業務は警備業法上の警備業務に当たる」と規定。警備業法上の認定業者に依頼するよう各都道府県警に通知した。
さらに、兵庫県警は14年3月、県内の各市町長宛てに、ライフセーバーなど安全を確保できる資格者が必要との文書を送付。西宮市教委が地域に説明したところ、資格を取得する時間や金銭面の負担、責任の所在を追及されるのではとの声が上がり、中止の申し出が相次いだ。
中止を決めた「スポーツクラブ21段上」は例年、多い日で親子合わせ100人がプールを利用する。藤井正利会長(73)は「楽しみにしているだけに、監視員に救急救命の講習会を受けてもらおうと試みたが、間に合わなかった」と残念がる。「来年は開放したい」とするが、藤井会長は「責任が重くなる中、ボランティアでやってくれる人がいるのか」と不安がる。・・・
−要は警察利権で、「有償で委託するなら」、警備業者との契約を必須にしないとだめという話になったわけだ。
無償で完全ボランティアなら別ということでもある。
無償といっても実費相当は徴収も可能だ。