認知症の悪い部分をきちんと表現した秋川リサは偉い。なまじ自分の親だからなんて思うととんでもなく、さっさと施設に入れるのがお互いに正解である。

非常にまともなことを公言した秋川リサは素晴らしい。こういうことがタブー視されて表にでないのは大きな間違いだ。
認知症になると人格が変わる。
単純に言えば、本人の悪いところだけが先鋭化するのである。
それを肉親は認めないが、事実そうである。
そうした中一緒に生活するのはほとんど困難であろう。
DVが好んで暴力を受け入れるという面があるが、それと同じである。
認知症を家で介護することのマイナスは大きい。
仕事もできなくなるし、同居した全員に被害が及ぶのである。
よく殺人も起こっていると思うが、そのベースにはこのような認知症のもたらす性格異常とも言える部分が大きい。
大変な世話をしているのに、認知症の本人は、姿かたちは従前のままながら、性格はとてもその人のものではないという風にしか見えないからだ。
臆病になっているので、外からの人にはそうした姿は容易にあらわさないのでわからないが、事実はこういうことである。
認知症になったらすぐにでも施設入院を考えるというのが正しい選択である。
YAHOOより。
秋川リサ 認知症の母が日記に綴っていた「罵詈雑言の数々」
女性自身 8月13日(水)7時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140813-00010002-jisin-ent

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「母の徘徊は、日を増して深刻になっていきました。17時間帰って来なかったこともあり、何度も警察のお世話に。深夜でも家を飛び出すため、熟睡できない。オムツを取ってからトイレに行くまでに粗相することも日常茶飯事。家は汚物とアルコールの臭いが立ち込め、私は『帰るのを5分でも遅らせたい』と思うようになりました」と語るのは、秋川リサ(62)。
15歳でモデルデビューし、ファッション誌『anan』でブレイク。その後、女優・タレントとして映画・ドラマやバラエティ番組に出演し、近年はビーズ作家としても活躍。私生活では2度の離婚を経験し、2児を引き取りシングルマザーとなった彼女。子育てでもようやくひと段落した矢先の09年夏、母・千代子さん(87)の認知症に気がついたという。発売中の著書『母の日記』(NOVA出版)には、そんな壮絶な介護の日々が綴られていた。
 発覚から6カ月後の診断では、要介護1から3にまで進行していた。ガスコンロの火をつけたまま外出したりかと思えば、家の中で新聞紙を燃やしていたこともあったという。一瞬たりとも母から目が離せない。そんな生活で次第に心秋川は疲れていった。そんなある日、彼女は家の中で母の日記を偶然発見。そこには、信じがたい言葉が綴られていた。
「85年くらいから始まり、大学ノート7冊に及んでいました。最初は日記だとも思わず何気なく開いたところ、中に綴られていたのは私への罵詈雑言の数々でした。『大っ嫌い』『死んじまえ』だけでなく、『娘なんて産まなければよかった』『生活の面倒を見てるからって、偉そうに』とまで……。思わず呆然としてしまいました」
 身の回りの世話をしていても『この人は感謝なんてしていない』という思いが込み上げる。問い詰めようにも、母にはもう分からない……。このままではダメになってしまう。そう思った彼女は、老人ホーム探しを始めた。そして11年3月に介護付き高齢者専用賃貸住宅に入所。12年9月からは埼玉県にある「特別養護老人ホーム」にたどり着いた。現在は月に1度か2度面会に行く生活だという。“母の終の棲家”を見つけたことで、秋川の生活もようやく平穏を迎えつつある。・・・
―平穏とか書いてあるが、実際はそれまでが地獄だったということ。
 認知症というのはそれほど恐ろしいものであるということが、姿かたちがなお従前のままなので認めがたい。
 特に肉親からは認めたがらないという構図はDVにも通じる。
 医師の仕事も、このレベルまで立ち入る必要が、超高齢化社会ではでてきたということだろう。

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