輪転機を壊したというのは本当であったとしても、要するにユーロを使っていくしかないという事務方の意思表明だ。
政治的に何とかするといっても仕組みを変えることは容易ではない。
ましてや通貨の話になると既にユーロに移行しているなかで、もとの時代に戻れと言っても様々なシステムが対応していないなか、だれもギリシャ発行の通貨を受け取らないということも十分想定されるなか、ユーロ離脱などはあり得ないということである。
Yahooより。
輪転機「既に壊した」=新通貨発券できず―ギリシャ財務相
時事通信 7月2日(木)22時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150702-00000175-jij-eurp
ギリシャに新貨幣を発行する輪転機もないし、そもそも自国通貨を発行する能力だってすでにないのだ。ユーロの通貨統合の意味は大きいのであり、元に戻ることは基本的にはあり得ないのだ。
