F1カタールGPで角田裕毅は10位入賞も残留は厳しい?

F1カタールGP。角田裕毅のレッドブルグループに残留できるかがかかったレースだった。

スプリントレースでは予選5位、決勝は4位のポジションを早々にフェルスタッペンに譲って5位という好成績だった。

しかし、予選は震わず、レースではなんとか入賞。

この成績自体は悪くないが、これまでの成績をみるとローソンを上回ることができていない。

明日、角田裕毅の今後について発表がある。カタールで見せたフェルスタッペン、また、チームへの忠誠心と実現させたドライビングは評価されていいだろう。それはローソンは持ち合わせていないから。

なんとか残留してほしいが・・・

Yahoo!より、

「最後のチャンスを生かせなかった」角田裕毅がカタールGP10位入賞も逆転残留を決めるほどのインパクトを残せず…海外メディアは厳しい見立て

12/1(月) 7:21配信RONSPO

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b4ca38ce29bfe8fb9bddb907766994ca2ba8a96?page=1


【F1カタールGP】角田裕毅、スプリント5位の快挙も「残留」は絶望的? レッドブル昇格消滅とリンドブラッド浮上の衝撃

F1カタールGPで角田裕毅はスプリント5位、決勝10位入賞。しかし海外メディアは「最後のチャンスを逃した」と厳しい評価。なぜ評価が分かれるのか?ローソンとの直接対決、新星リンドブラッドの浮上など、激化するレッドブル/レーシングブルズの2026年シート争いを徹底分析します。


記事本文

2025年F1第23戦カタールGP。角田裕毅にとって、レッドブルグループ残留をかけた「絶対に負けられない大一番」が幕を閉じました。

結果はスプリントで予選・決勝ともに5位という素晴らしいパフォーマンスを見せた一方、本戦(決勝)では10位入賞にとどまりました。一見すると悪くない結果に見えますが、「来季シート獲得」という観点では、状況は極めて厳しいと言わざるを得ません。

なぜ海外メディアは「最後のチャンスを活かせなかった」と報じたのか? そして、急浮上した**「第3の男」アービッド・リンドブラッド**の存在とは?

この記事では、カタールGPでの角田裕毅の評価と、複雑化するシート争いの最新情勢を分かりやすく解説します。


1. 【海外の反応】スプリントでの「神対応」は絶賛される

週末の滑り出しは、角田にとってこれ以上ないものでした。

  • スプリント予選: 5位(王者フェルスタッペンを0.009秒差で上回る)
  • スプリント決勝: 5位入賞

特筆すべきはスプリント決勝での振る舞いです。ペースの速いフェルスタッペンに対し、チームオーダーが出る前にスムーズに順位を譲るという判断を見せました。これには海外メディアやファンからも称賛の声が上がりました。

「偉大なチームプレイヤーだ」 「成熟した判断力を見せた」

これはライバルのリアム・ローソンやアイザック・ハジャーにはまだ見られない**「組織への適応力」**として、間違いなく加点評価されたポイントです。

2. 本戦での誤算:ローソンとの直接対決に敗北

しかし、日曜日の決勝レースで評価の流れが変わります。

  • 予選(Q1): 16番手で敗退(痛恨の3戦連続Q1落ち)
  • 決勝レース: 苦しい展開の中、10位まで挽回するもローソンの後塵を拝する

最終的に10位入賞を果たしたものの、これは残り2周でハジャーがマシントラブルで脱落したことによる繰り上がりでした。 大手モータースポーツサイト『motorsport.com』は、この結果を冷徹に分析しています。

“Last chance not taken.”(最後のチャンスは活かされなかった) 「来季レギュラーを争うローソンとの直接対決に敗れた。決勝の10位は十分ではなく、立場はさらに危うい」

チーム首脳陣が見ていたのは「入賞したかどうか」ではなく、**「同じマシンに乗るローソンに勝てたかどうか」**だったのです。

3. 【衝撃】シート争いは「角田vsローソン」から新局面へ

カタールGP前までは「ハジャー昇格、残る1席を角田とローソンで争う」という構図でした。しかし今、衝撃的な新要素が加わりました。

18歳の神童、リンドブラッドの浮上

レッドブル育成の18歳、アービッド・リンドブラッドの評価が急上昇しており、次戦アブダビGPでは角田のマシンでFP1(フリー走行)に出走することが決定しました。

これは事実上の**「来季に向けたテスト」**です。

  1. レッドブルの意向: リンドブラッドを来季の重点育成ドライバーとする可能性が高い。
  2. 残る椅子の数: レーシングブルズのシートは実質「残り1枠」。
  3. 争いの構図: この1枠を巡り、「角田裕毅 vs リアム・ローソン」の完全な一騎打ちとなる。

今回のカタールGPでローソンが「レース内容で優勢」と判断されたことで、一部では**「アブダビGPが角田のF1ラストランになる可能性」**さえ囁かれ始めています。

4. 角田裕毅に「逆転残留」の可能性はあるか?

絶望的に見える状況ですが、可能性はゼロではありません。希望の光は以下の3点です。

  1. チーム貢献度と経験値: フェルスタッペンへのサポートや開発能力はローソンより上。
  2. コース特性の不運: カタールはオーバーテイクが困難なコースであり、予選の失敗が全てだった(一発の速さはある)。
  3. 安定性を求める声: 新人のリンドブラッドを乗せるなら、もう一人は経験豊富な角田を置きたいというチーム側の本音。

まとめ:運命の最終戦アブダビへ

角田裕毅の現状を整理します。

  • プラス材料: スプリントでの速さと完璧なチームワーク。
  • マイナス材料: 決勝でローソンに競り負けた事実。
  • 最大の懸念: リンドブラッド昇格濃厚による「残り1枠」化。

角田本人は「自分のことは一旦置き、マックス(フェルスタッペン)のタイトル獲得を全力でサポートする」とコメントしています。しかし、自身のキャリアを繋ぐためには、最終戦アブダビで**「誰の目にも明らかな圧倒的な速さ」**を見せるしかありません。

12月5日のアブダビGP前後に出されるであろう正式発表まで、一瞬たりとも目が離せません。

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