このところ、WEB会議についても有料化の波が襲っている。
例えば、Zoom。
これまで、無料のアカウントでも1対1であれば時間無制限でWEB会議ができたのが、一律、45分制限がかかるようになった。
これでは、ちょっとした会議では使い辛いのが現実。
MicrosoftのTeamsがある、ということはあるのだが、どうしても通信量が多く、動作が重いのが難点。オフィス365契約のあるところでは、Zoomに課金をしなくていいでしょ?と言われてしまうのだけれども、通信品質には不満があるのが正直なところ。
Zoomについては、大切な会議には使えないという中国企業との関係からの利用制限がある会社も多い。
そうしたなかで、無料で1時間など使えるWEB会議のプラットフォームはないのか?と探したところ、灯台下暗し、FaceTimeという選択肢があったというお話。
このFaceTime,元々はAppleのiPhoneでのサービス。
これがMacでも使えるようになり、1対1から、複数で会議ができるZoomと同じ機能を持つようになった。
さらに、2021年にWindowsやアンドロイドでも使えるようになっていた、のだ。
これは、正直知らなかった。
利用料は無料。
ただし、一つだけ条件がある。
それは、ホストとして会議を開けるのはAppleのデバイスを持っている人からだけ、というものだ。
日本人のスマートフォンのほとんどはiPhoneなので、これは確かに制限なのだけれども、緩い制限だ。Wi-Fi環境さえあれば通信量を気にすることは不要で、もちろん、Macがあればいいが、iPhoneで会議を開いて、PCに自分を招待してしまえば、Macがなくても会議は可能だ。
こんないい方法があったなんて・・・
確かに、2021年より前にはAppleの製品間でしか使えなかったFaceTimeだが、今では、クロスプラットフォームに変身していたのだ!
これは、使える!
ただし、Zoomにある画面共有に、残念な制約がある。アップルデバイス(Mac,iPad,iPhone)のみが会議に参加している場合なら画面共有ができるのだが、一つでもWindows、Androidが参加していると、画面共有そのものができないのだ。これは残念すぎる
参考)AppleのWEBページより、
Android や Windows デバイスを持っていれば、iOS 15 や macOS Monterey の FaceTime リンクを利用して Web ブラウザから誰でも、FaceTime 通話に参加できます。
FaceTime 通話へのリンクを作成する
iOS 15 および iPadOS 15 では、FaceTime 通話へのリンクを作成し、そのリンクをほかの人にメッセージやメールで送信できます。相手は、受け取ったリンクを使って通話に参加または開始できます。以下の要領で行ってください。
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