ハラミが人気という記事。
だが、ハラミってそもそもカルビやロースといった肉ではなくて、ホルモンの一つ。
だから、安いのだ。
Yahoo!より、
「ハラミ」はいつから主役級? 人気の裏に焼肉店の苦労…プロ直伝・お家焼肉のコツを紹介【Nスタ解説】
9/11(木) 20:14配信TBS NEWS DIGI
記事より、
この物価高の中、注目されているのがハラミ。お得感も抜群だと、人気になっているそうです。その裏にある意外な歴史とプロが教える“お家焼肉”のコツをご紹介します。
■「ハラミ」いつから主役級?転機は1991年 山形純菜キャスター: ハラミはいつ頃から出てきて人気になったのでしょうか。 かつて焼肉店では、やはりカルビとロースがツートップで人気となっていましたが、転機となったのが、1991年の「アメリカ産牛肉の輸入自由化」です。これにより、日本に安い牛肉が大量に入ってくるようになりました。 そこで焼肉店は、他にも安くて美味しい肉がないか探し始め、内臓(横隔膜)でありながら赤身に似た食感でクセがなく、適度に脂があるハラミに注目したということです。
【解説】「ハラミ」はカルビやロースじゃない?焼肉人気の裏にある意外な真実
ハラミは“赤身肉”ではなくホルモンの一種
焼肉店で人気のハラミですが、実はカルビやロースのような“肉”ではなく、**横隔膜の一部(ホルモン)**に分類されます。赤身肉に似た食感とクセのなさから“肉”と誤解されがちですが、ホルモンの一種だからこそ比較的安価に提供されてきたという歴史があります。
ハラミ人気の転機は1991年 ― 安くて美味しい肉を探す焼肉店
かつて焼肉店ではカルビとロースがツートップで人気でしたが、転機となったのは1991年の「アメリカ産牛肉の輸入自由化」。これにより、日本に安い牛肉が大量に流入し、焼肉店は「安くて美味しい部位」を探し始めました。その中で注目されたのが、横隔膜でありながら赤身に近い食感で、脂が適度にあり、クセも少ないハラミだったのです。
ヘルシー志向でさらにブーム
さらに、現代のヘルシー志向がハラミ人気を後押ししました。カルビやロースより脂が少なめでカロリーが低いため、健康に気を使う層からも支持を集め、今では「主役級」のポジションに。
まとめ
- ハラミはホルモン(横隔膜)であり、カルビやロースとは別物
- 1991年の輸入自由化が人気拡大の転機
- 脂が少なくヘルシーでカロリー控えめなため女性や健康志向層に人気
日本語コメント
ハラミがカルビやロースと同じ「肉」と思っていた人は多いかもしれませんが、実はホルモンの一種です。赤身のような食感とクセのなさ、そしてヘルシーさが人気の理由。焼肉店の戦略と時代の健康志向が重なって、今の“ハラミブーム”が生まれたのです。
English Comment
Many people assume “harami” is just another cut of beef like rib or sirloin, but in fact it’s part of the diaphragm—a type of offal. Its lean, steak-like texture with moderate fat and lower calories has made it increasingly popular, especially as health-conscious dining trends rise in Japan.
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