告る際に、マスクをして、と彼女にお願いする男子学生という落語があった

muskをして唾を飛ばさない Stickman
musk

冗談みたいな話。

新作落語に、マスクをしている彼女をマスクを外した時の姿も見て好きになって告るという男子学生の話があった。

そして、男子学生自体も当時、コロナだったのでマスクをしていた訳だが、それで二人きりになって、一緒に外そう、みたいな話をしているなかで、オチとしては、やはりマスクをしている彼女の方がいいとなって、告白するには、やっぱりマスクしてくれないかと彼女候補にお願いする、みたいな話。

マスクをしていること自体、海外では異様なのだが、日本は花粉症が一般的なこともあって咎める人などいない。

ただ、気になるのは素顔を出すのが、嫌、とか、怖い、ごまかしたい、となっていること。

本当に、では、いつ、誰になら素顔を見せるのか?自分自身の感情を読んでもらうことが苦痛なのか?逆じゃないかと思ったりもする。

Yahoo!より、

コロナ後もマスク外せず――「素顔ギャップ」「恋愛」に戸惑う若者の本音 #今つらいあなたへ

4/29(火) 19:00配信Yahoo!ニュースオリジナル

コロナ後もマスク外せず――「素顔ギャップ」「恋愛」に戸惑う若者の本音 #今つらいあなたへ(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
新年度が始まったが、今なおマスクを着用する若者は少なくない。新型コロナウイルスが広がり、マスクが必要になって5年、慣れた若者からは「なかなか外せない」という声が聞かれる。だが、常態化すれば、表情によ

記事より、

新年度が始まったが、今なおマスクを着用する若者は少なくない。新型コロナウイルスが広がり、マスクが必要になって5年、慣れた若者からは「なかなか外せない」という声が聞かれる。だが、常態化すれば、表情によるコミュニケーションへの影響も無視できない。なぜ外せないのか。どんな影響があるのか──。コロナ禍に学校生活を送った「マスク世代」の大学3年生から新入社員の社会人までの10人と、外見問題や養護教育の専門家らにインタビューした。(文・写真:Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

鏡に映る自分を見て「やばいっ。つけなきゃ」

女子栄養大学3年生の畠中悠洋さんは、この5年間、外出時には必ずマスクを着用している。 新型コロナウイルスがはやりだした2020年が高校入学の年で、2023年の卒業までの3年間がすべてコロナ禍だった。2020年4月、緊急事態宣言などもあり、高校の入学式は約2カ月遅れた。入学すると、生徒全員がマスクを着用した。教室では人数制限があり、校内ではソーシャルディスタンスが徹底されていた。 「教室には5人しか入れないみたいな感じで、しばらくは時間差登校でしたね。学校で出会う人も少なかったし、みんなマスクだし。最初は友達関係を築くのが難しかった」 と当時を振り返る。結局、高校生活の3年間がマスク生活となった。

そんな彼女にとって素顔で人前に出ることは、今も心理的ハードルが高い。バッグには替え用のマスク数枚を常備し、街中でも大学でも必ずつけているという。 「たまたまマスクを外して出かけて、店にある鏡などで素顔の自分を見たら『やばいっ。つけなきゃ』ととっさに思う。外で素顔をさらした状態だと、『人に今見られているんだ』と思って不安になってしまいます」 同じサークルに所属する矢島里紗さんも、外出時には常に「つけてる派」。彼女たちの周囲でも3〜4割の学生が常時マスクを着用している。 そんなマスク着用の背景には、表情管理の容易さもあると矢島さんは言う。 「口の動きとかも感情が出ちゃうし、素顔では顔面全部に気を使わなきゃならない。外に出ているのが目だけだったら、ギリごまかせる」

コメント(日本語):

落語の世界にも「マスク恋愛」が登場する時代になったとは驚きです。

新作落語で、男子学生が「告白するなら、やっぱりマスクしてもらえないか」とお願いするという話があるそうです。
コロナ禍でマスク越しの恋愛が当たり前になり、顔を出すことに不安を感じる若者が増えている現状を、ユーモラスに描いたものですね。

ただ、この話は決して笑い話ではありません。
マスクを外す=素顔を見せることに強い抵抗感を抱いてしまっている若者が実際にいます。

Yahoo!の記事にあるように、

  • 表情によるコミュニケーションが減った
  • 「素顔ギャップ」が怖い
  • 自分の感情を読まれるのが怖い
    という声もあるそうです。

しかし、「素顔を見せないことで安心する」関係では、いずれどこかで不安が噴き出してしまうかもしれません。
本当のつながりは、顔よりも心を開くことから始まるのでは? と改めて考えさせられます。


Comment (English):

It’s almost surreal that even rakugo—traditional Japanese comic storytelling—now features stories about “mask-era love.”

One recent story involves a university student asking a girl to put her mask back on before he confesses his feelings, saying she looks better that way. It’s a humorous yet striking reflection of how deeply masks have influenced post-Covid dating culture.

As the Yahoo! article points out, many young people still feel uncomfortable revealing their faces.
They fear:

  • being judged for their “real” appearance
  • losing the emotional barrier that a mask provides
  • or even exposing too much of their feelings through facial expressions.

But can a genuine relationship grow if you feel safest when hiding your face?
Perhaps it’s time to remember that true connection starts with opening your heart—not just showing your face.

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