小泉農水大臣、とにかくスピード勝負だが知恵は足りない?

小泉農水大臣。とにかく早く成果をということで備蓄米を30万トン放出。しかも爺契約でこの値段で売っていくれる人と契約するという方法。

なんでもあり、なのだが、備蓄米、本当にこんなふうに使っていいのかという疑問は残る。

なにしろ米の価格が上がろうが、消費者は勝っているのだから・・・資本主義では今の米の高値は当たり前ではないだろうか?本当に困っている人にはその人への支援が適切で価格をコントロールするというのは転売の恐れもあるだろう。

Yahoo!より、

備蓄米の「随意契約」で契約した事業者の社名を公表する考え 小泉農水大臣

5/26(月) 12:54配信TBS NEWS DIGI

備蓄米の「随意契約」で契約した事業者の社名を公表する考え 小泉農水大臣(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
政府がきょうからはじめる備蓄米の「随意契約」について、小泉農水大臣は契約した事業者の社名を公表する考えを明らかにしました。小泉進次郎 農水大臣「随意契約の手続きを開始されて、契約が整って、とい

記事より、

政府がきょうからはじめる備蓄米の「随意契約」について、小泉農水大臣は契約した事業者の社名を公表する考えを明らかにしました。 農水大臣 「随意契約の手続きを開始されて、契約が整って、という場合に社名を公表していく」 その上で、小泉大臣は「透明性を確保し、世の中にもどのような事業者が参加し契約に至ったのか、ちゃんと説明していく」と述べました。 農水省はきょうから、備蓄米あわせて30万トンについて、大手小売り業者を対象に国が決めた価格での販売契約を始めます。 これまでの競争入札ではなく「随意契約」のもとでの販売について、小泉大臣は「今までの流通の円滑化という目的から、備蓄米を安価で安定的に供給するという新しい目的を設定した」と説明。 数量についても「足りなければ無制限に放出する」と改めて話し、「30万トン」という数量にこだわらない考えを強調しました。


🇯🇵 日本語コメント:

「備蓄米を無制限に放出」「随意契約で値段固定」とくれば、短期的な価格対策を超えて“なんでもあり”の様相です。たった100万トンしかない備蓄のうち30万トンを即時に放出し、さらに必要なら“無制限”とは、あまりにも拙速で計画性を欠いていると言わざるを得ません。本来、備蓄米は有事や不作など本当に必要な時のための“保険”。市場価格の上昇自体は資本主義経済においては自然な現象であり、価格が高いことそのものを悪とするのではなく、本当に困窮している層にピンポイントで支援すべきです。転売のリスクも踏まえ、冷静な政策設計が求められます。


🇬🇧 English Comment:

Announcing the “unlimited release” of government rice reserves through fixed-price, non-competitive contracts sounds less like strategic policy and more like a panicked reaction. With only 1 million tons of rice in reserve, releasing 300,000 tons immediately—and declaring there’s no cap—raises serious questions about sustainability and long-term planning. Reserve stocks are meant to be insurance for genuine emergencies, not a tool to artificially suppress prices. In a market economy, rising prices signal supply-demand dynamics, not necessarily failure. If the concern is hardship, targeted aid is the answer—not blanket market interventions that risk misuse and resale. Transparency is welcome, but what’s truly needed is thoughtful governance.

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