平田樹がONEでパンチで勝利！

平田樹が2022年8月27日のONEの大会で再起戦（前回敗北）で最後の最後でパンチを当てて勝利した。

平田樹は２３歳で柔道ベースの選手。

これまでもパンチの打ち合い、つまり、立ち技に課題があった。

今回は練習をしてきたということだが、３Rの中でなかなかパンチを振り回すもヒットできなかった。

本当に最後の３Rの終わりが見えてきて、このままだと負けるなといったところで、相手がパンチを打ってきたところに顔面正面に右ストレートのパンチを打ち込んでダウンを奪った。

その瞬間に平田樹は両手を広げて喜ぶパフォーマンス。

すごくナチュラルなんだと見ていて思った。

今回はONEはハイドレーションなどの規定が厳しいという特徴があるものの、規定の体重を軽量でオーバー。相手もハイドレーションで最初はアウトになるなどあったものの、最終的にダメだったのは平田樹側。

今後、ONEでアトム級で戦っていくのであれば、減量をONEのルールに合わせてくることが必要だろう。

なかなか日本人がONEで勝てない中での平田樹の今回の勝利は、嬉しいものだった。

柔道技で決めるだけでなく、パンチで倒せるという武器を持った平田樹の今後に期待をしたい。