納税は国民の義務である、消費税は課税の仕方にすぎない

納税は国民の義務である。消費税というのは課税の仕方の一つに過ぎない。

議論は消費税という不公平という批判もある取り方なのか、もしくは、税金が高すぎるのか、きちんと分けて議論しないと訳がわからなくなる。

実際に、税金なしで国の運営は立ち行かない。税金があんな政治家に使われているから、払わなくてもいいみたいな話は馬鹿げている。

Yahoo!より、

『消費税を守る』自民・森山裕幹事長の発言が波紋 「完全なる老害」「意味がわからない」ネット批判飛び交う

6/19(木) 12:50配信中日スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2180c6a821c722a8252eda8d22aabdf217a241

記事より、

 自民党の森山裕幹事長(80)が「消費税を守ることは国民を守ること」などと発言したことが波紋を広げている。ネット上では19日「消費税を守る」が一時トレンドワード入り。物価高による生活苦から消費税減税を求める声も多い中での発言に「完全なる老害」「国民を守るのではなく税金を守る自民党」など批判が相次いでいる。  NHKによると、森山幹事長は14日、鹿児島市内で講演し、消費税は社会保障の重要な財源になっているとして「消費税を守ることが国民を守ることにつながる。政治生命をかけて維持していく」と述べ、引き下げに否定的な考えを重ねて示したという。  立憲民主党の原口一博衆院議員(65)は19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「消費税を続けることは、国民を貧しくし、日本国を衰退させること」と反論し「消費税を守ることが国民を守ることなどというのは、あり得ない。そんなものに政治生命かけられたのではたまらない」と記した。別の投稿でも「『消費税を守る事は国民を守る事。』(自民党森山幹事長)正反対の事を言っている。消費税の本質を全く理解していない危険過ぎる姿勢ではないか」と注文を付けた。

🇯🇵 日本語コメント:

納税は国民の義務である。消費税は、その課税方法の一つに過ぎない。

この基本を混同して議論が進むと、本質が見えなくなる。
「消費税は不公平だ」という批判は、その課税の仕方への疑問であって、「税金そのものが不要」とする主張とはまったく別物だ。

確かに消費税は逆進性のある制度であり、議論すべき課題を含んでいる。だが、だからといって「税金を払わなくていい」「消費税を撤廃せよ」という極論が出るのは、筋が違う。
税の使い方や分配のあり方は厳しく監視・改善していくべきだが、税そのものの意義を否定することは、社会の基盤を否定することに等しい。


🇬🇧 English Comment:

Paying taxes is a civic duty. The consumption tax is merely one form of taxation.

Confusing these two issues leads to a breakdown in meaningful discussion.
Criticism of the regressive nature of the consumption tax is valid and worth debating—but that is entirely different from claiming that taxes themselves are unnecessary.

Indeed, consumption tax burdens lower-income individuals disproportionately. But that does not justify extreme arguments such as “abolish taxes” or “don’t pay them.”
Instead, the focus should be on improving how taxes are collected and used—ensuring transparency, equity, and accountability.

Dismissing the concept of taxation itself simply because politicians misuse funds is like throwing away the foundation of society. It’s misguided and dangerous.

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