ブラック企業を子育てサポート企業としてプラチナくるみん認定をしていたのが厚生労働省だ。
このくるみん認定には税制の優遇と言ったメリットまであるものだ。
参考)厚生労働省のページより
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/
こうした認定をして、子育てサポートの充実した企業を選んだ(選べるということをメリットとして厚生労働省は謳っている)挙げておきながら、実はブラック企業でしたでは済まされない問題。
しかも税制優遇まで行っているというからあきれたものだ。
Yahooより。
長時間労働で労基法違反疑い、パナソニックを書類送検へ
TBS系(JNN) 3/14(火) 12:18配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170314-00000031-jnn-soci
記事より、
パナソニックは去年、厚労省から残業の削減など、従業員の子育て支援に特に積極的な企業として認定を受けていました・・・
ということであり、デタラメにもほどがある。
実際、
労基署が立ち入り調査を行い、従業員の勤務記録を調べるなど捜査を進めた結果、死亡した男性を含む従業員3人に労使協定で決められた上限を超える違法な長時間労働をさせていた疑いが強まった・・・
ということであり、子育てサポート企業、しかもプラチナまでつけて特別だと認定しておきながら、それがフェイクだったというのだから、この認定制度はすぐ廃止をする必要がある。
電通にパナソニックと子育てサポート企業として優良だということで、税制優遇まであるくるみん認定を得ておきながら、それがでたらめに認定されていることが明らかになった以上は、この認定制度を直ちに廃止し、本当に認定にふさわしいのか再度立ち入り検査などで徹底的に起業を調査する必要があるだろう。
徹底的な調査を行えば、認定や税制優遇は要らないということで辞退する企業も数多く出てくると思われる。
厚生労働大臣認定のプラチナくるみん認定(子育てサポート企業)のパンソニックが労基法違反の疑いで書類送検、ブラック企業電通もくるみん認定だった(今は取り下げ)
